WOWOWプレミアムで放送が始まっている中国ドラマ・蓮花楼。
時代劇の神男子と言われるチョン・イーが主演の謎解きドラマです。
現在、蓮花楼にハマってしまった管理人。ではどうして蓮花楼って面白いんだろう? って改めて考えてみました。
蓮花楼の魅力について以下の点なのかなって思っています。
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ストーリーテリング
まずはじめにストーリー展開が面白いってところですね。
主人公の蓮花の過去が徐々に明らかになっていく様子。そして10年前の事件の謎解き。
複雑で緻密なプロットが展開され、視聴者を引き込む力があります。
登場人物もクセのある人物が多く、それぞれの持ち味も魅力です。
剣豪として名を馳せた李相夷(李蓮花と名を改める)、富豪の息子である方多病、そして邪道組織金鴛盟の盟主・笛飛声という3人の男性が
事件を解決する旅に出るお決まりのパターンの展開にも関わらず、これだけ読者を引き込むのはキャラの魅力の他に、
3人の慣れ合わない関係性があると思います。
もともと蓮花と飛声は敵対するもの同士、蓮花と多病の関係性は、蓮花のことを藪医者だと言った多病、そして多病のことをうっとうしく思う蓮花。
しかし多病が単孤刀の息子だと分かると話は急展開! 蓮花は多病を守るために距離を取ります。しかしだんだんと成長していく多病と信頼関係熱いバディになっていく点もいい感じです。
めだったヒロインがいないにも関わらず、3人のイケメンが慣れ合わない、緊張感ある関係性を保つことにより、今後の展開が気になるドラマになっていると思います。
登場人物たちの背景や動機が徐々に明らかになっていくこと、そして旅先で起こる〇人事件というサスペンス要素と驚きが満載です。
これらが複合的に組み合わさってとてもよい脚本になっていると思います。
キャラクターの深さ
主要な登場人物はそれぞれ独自の魅力と複雑な背景を持っており、彼らの成長と変化がドラマを通じて描かれます。
アクションシーン
迫力のあるアクションとワイヤーアクションが特徴的な時代劇です。
1話で李相夷と笛飛声が船の上で戦うシーンは迫力がありましたよね。あれだけのシーンを撮影するのは大変だったのではないかと思います。
その他、軽快なワイヤーアクションもいいですよね。剣に生きる者たちの武侠ドラマなのでアクションシーンは多彩であり、視覚的に楽しむことができますね。
ブロマンス要素
陳情令をはじめとするブロマンス。この分野は小説ではBLなんだけれども、ドラマではそれは出せないので、BL要素を消して男同士の友情や絆を描く、ブロマンスとして仕上げているものが多いです。
しかし蓮花楼は男性同士の恋愛要素は一切なし。武侠者同士の友情と信頼関係、絆を前面に押し出したところがみていてスカッとします。
陳情令や山河令では男性2人が主要な登場人物。
しかし蓮花楼では3人というところも魅力。2人には出せない複雑な人間関係が描きだされるのが面白いです。
特に李相夷と笛飛声の敵同士なんだけれども、なぜか信頼関係が出来上がっていくところ。
李相夷と方多病の関係も面白くて、多病が師匠の相夷のことを尊敬して崇拝しているところに、「あいつはそんなにいいやつではない」と水をさすところがおもしろいです。
その中でも、感動的なシーンも多く、相夷が過去の自分を「自己中心的な傲慢な人間」と言い切るところは良い思いも、悪い思いもすべて経験した相夷だからこそ、出てくる言葉だよな~~って感動してしまいます。
ますますドラマから離れられない!
美術と衣装
時代背景を反映した美術と衣装が、視覚的な魅力を高めています。
言語のアクセシビリティ
言葉が比較的分かりやすく、中国語学習者にも親しみやすい作品です。
これらの要素が組み合わさって、「蓮花楼」は多くの視聴者に愛される作品となっています。
ドラマの世界に没入することで、中国の歴史や文化に触れることができるでしょう。
蓮花楼のあらすじネタバレは こちら