中国時代劇ドラマ「星漢燦爛(せいかんさんらん)」が2023年6月にWOWOW」で放送されることになりました。主人公カップルを演じるのは、「長歌行」以来の共演となるウー・レとチャオ・ルースー!
漢朝を参考にした時代背景ということでどんな衣装になるのかも楽しみなところ💛あらすじネタバレはどのようなものになるのでしょうか。ドラマを観ての感想やラブシーンの詳細を結末までお届けしちゃいます!
「星漢燦爛(せいかんさんらん)」について
- あらすじ
- ネタバレ
- 感想
- ラブシーンの詳細
- 結末
についてご紹介していきます。ぜひご覧ください。
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Contents
- 1 1話 掟(おきて)破りの四娘子(しじょうし)
- 2 2話 したたかな母上
- 3 3話 母屋の主
- 4 4話 毒叔母の末路
- 5 5話 新宅に集う新顔
- 6 6話 灯会(とうえ)での出会い
- 7 7話 お初の社交場
- 8 8話 喧嘩(けんか)上等
- 9 9話 万(ワン)家探訪
- 10 10話 意地の張り合い
- 11 11話 猫を追う鼠(ねずみ)
- 12 12話 古琴の弦
- 13 13話 再興への活力
- 14 14話 私の選び方
- 15 15話 情愛談議
- 16 16話 親の心、子知らず
- 17 17話 虎穴に入りて
- 18 18話 想い人のために
- 19 19話 急転直下
- 20 20話 火花散る婦女たち
- 21 21話 それぞれの選択
- 22 22話 天子のやきもき
- 23 23話 皇宮へ参上
- 24 24話 一世一代の決断
- 25 25話 妻のお披露目
- 26 26話 縁談ぶち壊しのすゝめ
- 27 27話 本当の気持ち
- 28 28話 神像に嫁ぐ心得
- 29 29話 偏愛される喜び
- 30 30話 招かれざる客
- 31 31話 天下の母の苦悩
- 32 32話 予期せぬ波紋
- 33 33話 夫婦のあり方とは
- 34 34話 役者揃う婚約の宴
- 35 35話 月と星の関係
- 36 36話 負けず嫌いの涙
- 37 37話 報復の流儀
- 38 38話 愛を叫んで
- 39 40話 首謀の尻尾
- 40 41話 約束の地
- 41 42話 家門の災い
- 42 43話 鴛鴦(おしどり)将軍
- 43 44話 降って湧いた功労者
- 44 45話 行き場なき志
- 45 46話 疑念
- 46 47話 歯形の誓い
- 47 48話 宿願、ここに果たせり
- 48 49話 捨てられし者の矜持
- 49 50話 我が名は…
- 50 51話 それぞれの区切り
- 51 52話 歳月を経て
- 52 53話 長秋(ちょうしゅう)からの旅立ち
- 53 54話 母娘の雪解け
- 54 55話 肩を並べる時
- 55 56話 輝く星河の下
- 56 星漢燦爛の感想として
1話 掟(おきて)破りの四娘子(しじょうし)
戦を終えて洛陽に凱旋するために城門まで来た凌不疑は皇帝の宴を断り、急報が届きその場を去ってしまう。
一方、幼いころから両親と離れ離れに暮らす程少商はしつけのため田舎の別宅に送られ虐げられていた。そこに程家の祖母から使いが来て連れ戻されることに。馬車に乗ったところに不疑がやってくる。少商に言われたとおりに藁ぐまを燃やした不疑。中から程始の舅父・董倉管が現れる。
程家に戻った少商は戦から戻った両親と面会。祖母や叔母から虐げられていたと演技する。そこに不疑が武器を着服した者を捕らえるためにやってくる。捕らえらたのは董倉管だった。
少商と不疑の出会い
今回、少商と不疑の出会いのシーンでした。少商は不疑のことを快く思っていない様子。不疑は少商のことに関心があるという様子でした。
2話 したたかな母上
廷尉獄にいる凌不疑に四娘子・程少商は藁と布切れを送り付ける。それを見た不疑は葛氏布荘で董倉管の横領が記しされている証拠の帳簿を見つける。
程家では程老夫人が程始に董倉管を救うように騒ぎたる。2階からそれを楽しんで見物していた少商は母・蕭元漪に見つかる。蕭元漪は娘の本性を知り、厳しくしつけることを誓う。
蕭元漪は胡婆を呼び寄せて、賊に襲われたところを程始に助けられたこと、程始が持っている武器は粗末なものだったことなどを程老夫人に話させる。これにより程老夫人は気持ちを改めて董倉管に罪を償うようにと言う。
3話 母屋の主
凌不疑は董倉管から証言を取り、元鍛冶師の許尽忠が背後にいることが知る。倉管を売った少商に恩を返すために、流刑地に流されるまえに倉管を程家に行かせ、程老夫人と葛氏の悪行を話させる。
程始と蕭元漪は少商が字を読めないことを知り葛氏が少商を放置していたことに激怒する。悪知恵だけは働く少商を元漪は「しっかりと教え導かないといつか一族に災いをもたらす」として指導する。
母屋は長男が住むものだが、長男の程始が不在にしていたため次男夫婦が使っていた。ここで程始が帰宅したのだから母屋を明け渡すように言われる。
死んでも母屋を明け渡したくない葛氏に同情するように少商はある知恵を授けて母屋に居座らせる。万将軍が皇帝から家を下賜されたことで万将軍の家に住むことになる程始と蕭元漪は、程老夫人だけを連れていき、葛氏は連れていかないことを宣言する。
難しい用語
程始と蕭元漪は娘の少商のことを「嫋嫋」と呼びます。字なのかも知れませんが、「嫋」の意味は「たおやか、しなやかで美しいさま」なので自分の娘に対して使う言葉なのかもしれません。
二房。これもはじめは分かりませんでしたが、次男の嫁のことみたい。葛氏のことを二房と呼んでいました。そして長男の嫁は大房です。または房とは部屋のことなので二房は次男家族が暮らす部屋のことでしょうか。
大郎、二郎、三郎。これは長男、次男、三男のことですね。目上の人が目下の子どもに対して言う言葉。だからここでこの言葉を使うのは程老夫人だけ。
4話 毒叔母の末路
程少商がそそのかした結果、いら立ちを隠せない葛氏は夫・程承に当たり散らし離縁すると言う。それを聞いた蕭元漪は、今まで葛氏の少商への仕打ちに仕返しをするように離縁をすすめる。
程家に葛家の太公と程ヤンの舅母がやってきてわびを入れ、葛氏を引き取る。程承は勉学のために白鹿書院に行くことになり、娘・姎姎を元漪に託す。
一方、凌不疑は許尽忠を探して鍛冶場へ行くが自○されてしまう。許尽忠の首の後ろにはあざがあった。それは不疑が小さい頃に劣悪な武器を運び込んだ者が持っていたあざと同じであった。
5話 新宅に集う新顔
新しい屋敷に引っ越した程家。正月を迎えて程老婦人の三男夫婦と、程始の次男の程頌、三男の程少宮の帰京して屋敷は賑やかに。
しかし三男の程止を溺愛する老夫人、程姎をひいきする母・蕭元漪を見ていると身の置き場所がないと考える少商
凌不疑は父・城陽侯(凌益)と屋敷でだんらんするように皇帝に命じられて、結婚相手の裕昌郡主と顔合わせさせられる。裕昌郡主との結婚を望んでいないと改めて宣言する。
6話 灯会(とうえ)での出会い
姎姎の老婢が悪知恵を働き少商と奴婢と喧嘩を起こすが、少商の母・蕭元漪は姎姎の肩を持つ。それに異を唱えた少商は母を激怒させるが、三男の嫁・桑舜華が気を利かせてその場をおさめる。
灯会(とうえ)に出かけた程家。少商は謎解きをする白鹿山の袁善見と出会う。善見が出したお題を解く少商。善見も少商を見初めた様子。
凌不疑は許尽忠の背後に雍正の息子・肖世子がいると予想する。灯会で買い手に接近する肖世子。
裕昌郡主は不疑の気を引こうと落水するが、その場は浅く足の届く場所だったとばれる。火事が起こり群衆に押し倒された少商を救ったのは不疑。
7話 お初の社交場
程家の新しい屋敷では程老夫人の生辰祝いが行われ、都の名門世家の子女も集う。楼家の楼リーや王家の王リンといったいかにもな令嬢は程少商を見下す。嫌気がさした少商はその場を離れると同じく屋敷にやってきた袁慎(字・善見)と出くわす。善見は三叔母上への伝言を託すが少商は言われている賦の意味が理解出来ない。
少商は三叔母に善見からの伝言を伝えると、その場で書簡を書いた三叔母にさらに伝言を頼まれる。
汝陽王府で開かれる裕昌郡主の生辰祝いに出かけた少商と程姎は姉御肌で世話好きな万家の末娘・万萋萋と出会う。
一方、凌不疑は肖世子の動きを探る。将軍府(=不疑の屋敷)に継母の淳于氏がやってきて裕昌郡主の生辰のうたげに参加するように言う。
8話 喧嘩(けんか)上等
灯会で凌不疑の気を引こうとした裕昌郡主は計画が失敗したのは程少商のせいだと恨んでいた。そこで裕昌の取り巻き令嬢らは少商を侮辱するが万萋萋がかばう。
少商は贅沢ができるのは前線の兵が命をかけて戦っているからと武家を軽んじる裕昌に反論する。そこに凌不疑が現れると知ると、その場を去ろうとする少商。なんと不疑と鉢合わせ!
少商は肖世子が何昭君に迫っている現場を目撃する。程姎は池に落とされてしまい、犯人を殴ってしまう少商。
母の罰が怖くて家出した少商は寒くて凍えていたところ善見の馬車に拾われるが、万萋萋の所に身を寄せると言い去っていく。
不疑は万松柏に蜀の堪輿図を譲り渡すように迫る。
今回の胸キュンシーン!
少商は噂の十一郎が不疑だと知らずに「彼は久しく私を思っている」と言いましたが、なんと相手が不疑だったとは!
そして不疑は不疑で話を合わせて、少商にあなたは誰かと聞かれると自分のことを「久しく慕っても想いが報われない十一郎だ」と答えます。
これって少商の愛を受け入れたということになりますよね!周りの令嬢たちがざわめきたつのも分かりますが、こっちまでキャーってなりそうでした。
9話 万(ワン)家探訪
蕭元漪の怒りが収まるまで万家に身を寄せることに決めた程少商。そこには凌不疑も来ていて少商と万萋萋の会話を盗み聞きする。
少商の乗った馬が暴走し不疑が助ける。不疑は少商のことを慕っていると言うが、少商はそれは自分が言った冗談だと答えて気にも止めない。
偶然、万家の橋の下にいた少商は不疑と万松柏の話を聞いてしまったことで、不疑の仕事を手伝うことに。蜀の地形図を手に入れた不疑は肖世子の屋敷を取り囲み・・・
今回の胸キュンシーン!
馬に乗ったことがないのに乗馬した少商は馬を止められず、不疑に助けられます。不疑が少商が乗っている馬に乗ってきて至近距離。顔と顔がぶつかりそうなくらいの近さへ。
さらに前回の冗談の通り自分は少商を慕っていると言う不疑。これが本心なのかそうでないのか?少商は冗談だと思って気にも留めていませんが、不疑は本気なのかも・・・
10話 意地の張り合い
肖世子の屋敷を強行調査する。
万老夫人の生辰の祝いのうたげが開かれ街中の名家の面々が集まってくる。少商は庭の橋に細工をすると、不疑の協力を得て裕昌郡主ら名家の令嬢たちが橋を渡るように仕向けて池に突き落としてしまう。
この計画に気が付いた万老夫人は程家に書簡を送る。母・蕭元漪は少商を打ち据え、都を去る程止に少商の身柄を引き取ってもらう。
11話 猫を追う鼠(ねずみ)
カ県に赴任する程止夫妻についていくことになった程少商。そこに楼家二房の次男・楼ヤオが追いかけてくる。なんと楼ヤオは少商を敬慕していると言う。その気のない少商は困ってしまう。
途中、清県に到着すると様子がおかしいと見に行く程止。カ県には先に舜華と少商を行かせる。
少商らは途中で匪賊に会い、少商は猟師小屋を見つけて攻撃を防ぐ。しかし匪賊の動きから兵であることを知る。武器が蜀に横流しされ、皇帝の西巡で暗○を図ろうとしたことが少商らにバレて口封じをしようとしていると考える少商。
12話 古琴の弦
カ県では将軍・樊昌が城を包囲、民を人質にとり城門を開けるように迫っていた。カ県の程県令は城外に出て戦い、その好きに斥候を出し援軍を呼ぶ策に出る。の程県令らは全滅し城門は開けられ、賊軍は○戮をはじめるが、そこに凌不疑の援軍が駆けつける。程県令の孫娘はカ県の印を不疑に渡すが、彼女をかばって矢を受けてしまう。
カ県に向かっている一行の中に程少商がいることを知った不疑は血相を変えて救出へいく。再び兵に襲われた少商を助ける。
少商の弦を矢じりに引っ掛けて不疑に刺さった矢を引き抜く。
矢はやはり董倉管が管理していたものだった。無事に程止らと落ち合いカ県に入る少商ら。しかしカ県城は焼け落ちていて・・・
13話 再興への活力
程少商は殉職した県令の孫娘の見舞いに医館に行く。
そこには傷ついた民が死を願っていたが、少商は県令の一族が守った命を無駄にしてはいけないと諭す。また楼ヤオとともにカ県の家屋の修理に奔走する。
お金を集めるために寄付をつのることを程止に提案し、多くのお金を集めることができ再建が進む。
凌不疑は皇宮にて侍医の手当を受ける。傷の手当が遅れた理由を侍者より聞いた皇帝・文帝は程少商に興味を持つ。殉職したカ県の県令を追封する勅書を不疑は自ら届けると言いだす。
桑舜華のことを想い慕っている夫子・皇甫儀も袁慎とともにカ県へ。
皇帝の義理の子の凌不疑
皇帝・文帝と凌不疑の舅父(母の兄弟のこと)は実の兄弟同然の仲だったが舅父は一家の命を犠牲に。ここで文帝は凌不疑を義理の息子として育てたよう。皇帝一族は霍氏。霍氏の栄光を授けたと文帝が言っていたことから、若くして将軍になったということでしょうね。そして裕昌郡主という皇族の娘と4年前に強引に婚姻させたということ。
しかし凌不疑は今の自分の立場に不満の様子です。舅父のように愛する人を娶りたいと言って新たな婚約話を断ります。また父・城陽侯を母を捨てたことで恨んでいる様子でした。
ということは凌不疑は心を開く相手がいないということですね。
14話 私の選び方
亡きカ県の県令のために凌不疑は詔を読み上げ、葬儀は無事に終了する。県令の孫娘はなくなってしまい、自分の非力をなげく程少商。
そんな少商に楼ヤオは将来、外地で父母官になって一城を守ると自分の決意を語り、将来を誓う。それをかげから聞いていた不疑は少商に会わずに去る。
夫子・皇甫儀も桑舜華が無事だと分かり、会わずに去る。
楼ヤオはさっそく縁談を進めて、カ県にやってきた程始に「見る目がある」と褒められる。程家には楼家からの結納の品が届けられるが、少商の母・蕭元漪は相談されずに決まった縁談に怒りだしてしまう。
カ県に赴いた蕭元漪に「夫婦の情はあるか」と聞かれて、答えることができない少商。また母娘の溝が広がってしまう。
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15話 情愛談議
桑舜華は娘・程少商に厳しい蕭元漪にしばらく好きにさせればいいと知恵を貸す。
少商と楼ヤオは散策に出かけ、皇甫儀に出会う。皇甫儀の招きに応じた二人は凌不疑と袁慎とも再会する。
そして少商らは皇帝が泊ったという別院に宿泊することに。
酒の席で、皇甫儀は舜華との恋バナを話して聞かせる。
少商が正論を言い、自分の間違いに気付かされた皇甫儀。
そしてその後、不疑とすれ違った少商は、結婚の選択は正しいものか、と問われてしまう。
皇甫儀は舜華との恋バナ
もともと皇甫儀と舜華は許嫁でした。皇甫儀は舜華の顔が平凡で美しくないことに不満を持っていました。皇甫儀は舜華を7年も待たせることに。
途中、皇甫儀は護衛の娘を託されていました。舜華との婚姻の日、その娘は毒を飲み、皇甫儀は娘の介抱のため姿を現すことはありませんでした。(舜華としては大恥をかいたということ!)
後日、姿を現した皇甫儀に対して、舜華は離縁を申し出ます。皇甫儀としては舜華がやっと許嫁が駆けつけたことを嬉しがるだろうと予想してだけにこれに納得が行きませんでした。皇甫儀は今でも舜華のことを思慕している様子です。
こういう二人の物語なのですが、どう思いますか?
女性からすると7年も待たせておいて、婚姻当日に姿を現さないなんてって腹を立てて当然ですよね!!!
でも皇甫儀としてはやむを得ない事情があったのだから、当然妻となる舜華は分かってくれるはずと高をくくっていたわけです。
だから舜華が離縁を言いだし、金輪際、会わないと言いだした言動が理解できなかったようです。
女性からすると自分とその娘を天秤にかけて、自分は後回しにされたって思いますよね。それも人生の一大事の婚姻の日ですから、そして舜華は大恥をかいたことも忘れられない屈辱ですよ。
そしてそれでも言い寄ってくる皇甫儀を袖にして程止を選んで婚姻するわけです。程止は皇甫儀ほど博学ではなく、ちょっと情けないところもありますが、舜華のことを大切にしてくれますね。
そう考えると舜華は皇甫儀ではなく程止を選んで正解だったのではないかと思います。
これは少商の今後の婚姻にも当てはまりますよね。親が決めた結婚ではなく自分で婚姻相手を決めること!それが少商が自立する道でしょう。
楼ヤオも優しいいい男ですが、婚姻したら将来、少商には物足りなさを感じさせる面もあるのではないでしょうか。それを考えるとやはり凌不疑のほうが釣り合っているなって思いますよね。
あとは袁慎。袁慎も皇甫儀と同じ道をたどりそう。少商が他の男性と婚姻することになっても手を出せなそうな感じ。少商のことが好きなのに正直に好きって言えないひねくれものの袁慎は、どこまで少商の婚姻に絡むことができるのかも、みものです。
16話 親の心、子知らず
程少商は都に戻ることに。
凌不疑は母・霍君華の屋敷を訪れる。君華は孤城の件以来、精神不安定で錯乱していたため、少女のような様子。また音連れた不疑のことを理解できない様子。そこに城陽侯・凌益が現れると君華は凌益に「裏切りもの」としてなじり、殴りかかる。
凌益は不疑に兵器の横領についてこれ以上調べるなと釘を刺し、樊昌が脱獄したことを告げる。
都・洛陽の城門の外で足止めされていた程少商ら。そこに不疑が現れて特別に入城させてもらうことに。
屋敷に戻ってきた少商は両親から不疑のことを聞かれる。少商に嫁ぎ先で苦労をさせたくない母・蕭元漪はなんとか楼ヤオとの婚約を解消させようとするが、少商は聞きれることがなく・・・
17話 虎穴に入りて
脱獄した樊昌は肖世子の配下から口封じされかかる。そこに凌不疑が現れて樊昌は取り押さえられる。
文帝は肖世子の父・雍王が関与していることを疑うが不疑のすすめで雍王に都入りを命じることに。
程家では息子たちのために家塾を開き師を募集していた。そこに袁慎が名乗りを上げる。それを不審に思った蕭元漪(程伯夫人)は袁慎も程少商に気があるのではないかと見抜く。
元漪は少商を連れて楼家に行くと、楼ヤオの母の二房夫人は伯母の大房夫人の元で肩身の狭い思いをしていた。
大房の娘・楼リーが少商を侮辱しているところに大房夫人と元漪がやってくる。元漪は大房夫人に娘の監督がなっていないとほのめかし、少商に謝らせる。
18話 想い人のために
程家の家塾に夫子としてやってきた袁慎。少商から早々に講義に難癖をつけられて袁慎はある夫婦の話をする。はじめは好きどうしで結婚してもしだいに相手を憎むようになるという話。
実際に肖世子と何昭君は似たような環境におかれていた。
宮廷では文帝が太子や三皇子、凌不疑らを呼び、都入りをしない雍王の対処を協議していた。
凌不疑は仕官が叶わない楼ヤオの兄から情報を受けて何将軍の戦死を文帝に告げる。そして雍王の封地に出兵すべきだと進言する。
楼家では楼ヤオと少商のための宴が開かれる。そこに不疑は文帝の勅書を持って現れる。一同が庭に集まり、少商は前にでて勅書の朗読を聞く。勅書を受けるときに着物に足を取られ躓き不疑に支えられるシーンも。
19話 急転直下
楼家にて、うたげの最中に賓客を前に皇帝に表彰された程少商は気を良くする。詔を渡した凌不疑は二房の長兄である楼犇と会う。不疑は楼犇を「㭌先生」と呼ぶ。
ひそかに少商を呼び出した不疑は、話をする。
楼犇より馮翊郡の地図を受け取った不疑は馮翊を平定をする。雍王父子は捕えられる。何将軍は臨終の間際に子供のことを案じ、娘の昭君を元許嫁の楼ヤオに嫁がせたいと言ってなくなる。
楼家の大房は楼ヤオに昭君を娶るように要求する。
孤城での件に関与しているか雍王に聞き出す。
今回のよかったシーン
ラブシーンではないのですが、詔を伝えた後、少商を呼び出した不疑は、少商に将来、やりたいことを聞きます。少商は医術書を編纂したい、農具を改良したい・・・と自分の夢を語ります。
それを聞いて不疑は自分とは別世界の人だと言います。少商としたら「そんなの当たり前でしょ」と思ったようですが、不疑は少商への敬慕を込めて言った言葉でした。
そして「今後は会うこともない」と言い、自分の気持ちにケリをつけます。
20話 火花散る婦女たち
凌不疑は孤城の陥落が雍王のせいだったことが分かった霍家のかたき討ちのため雍王を自らの手にかける。
どうして孤城に援軍が来なかったのか? 真実を究明したいと考える凌不疑は当時、孤城への援軍要請に向かった人物が生きているとふんで探すように配下に命じる。
勝手に裁きをしたことで文帝は不疑を叱責。
一方、程少商と蕭元漪は楼家に呼び出されて、程家から縁談を断るように仕向けられる。
程家を侮辱した楼家の大房夫人に元漪は平手打ち、出てきた楼リーに対して少商が平手打ち。
様子を見に来た楼ヤオの母に何昭君と一緒に嫁げばいいと言われる少商。楼ヤオは昭君ではなく少商と結婚したいと言い張る。
少商は楼家に来ていた袁慎になくなった何将軍が昭君を楼ヤオに娶らせたい理由を教えられる。
楼ヤオと少商は城門の外まで何昭君(安成君)を出迎え、説得しようとするが、昭君は少商を獄に連れていく。
獄では肖世子の処○が執行されてようとしていた。なんと昭君は自ら剣を持ち・・・少商はとっさに後ろを向くと不疑に抱きしめられる。そして「私がいる」と。
少商の婚姻のゆくえ
ということで、少商は楼ヤオとの縁談が破談になりそうな状況です。おそらくこのまま破談となるでしょう。
そうなると少商は誰と結婚するか、ですね。不疑と袁慎から好意を向けられています。破談が決まったらどちらが先に動くのかなって感じですし、また文帝は不疑の気持ちを知っていますので、いち早く詔をだして不疑と婚姻させるのかなっとも思います。
21話 それぞれの選択
肖世子の処〇をあとにして。
何昭君は程少商に何家と弟を守るために何としてでも耐え忍んでみせると、楼ヤオとの結婚を譲らない。
屋敷まで凌不疑の馬車で送ってもらった少商は、自分ばかりが運が悪いと泣き出す。
後日、少商は両親とともに楼家を訪れて破談の意思を伝える。激しく反対する楼ヤオに対して、少商はなくなった何家からの恩義に報いるように説得する。
皇室主催の祭典に招かれた程家。少商も参加すると、昭君を連れた楼ヤオと遭遇する。
22話 天子のやきもき
意気消沈しつつも、万萋萋の誘いで祭典に顔を出す程少商。つまらなくなった少商は馬で散策に出かけ、入った塔で廃嫡の密談を聞いてしまう。このときに牌を落とした少商。
凌不疑が現れて塔の屋根にぶら下がり、ことなきを得る。不疑は古傷を傷めてしまう。
不疑はここでのことを忘れるように言い、文帝の前では不疑に救われたと話すように言う。
文帝は不疑が少商を救ったことで不疑の心中を測りかね、縁談を急ぐべきかどうかと一人やきもきする。
万萋萋は王リーの勝負を挑まれるが勝ち続ける。怒った王リーは萋萋の馬に向けて矢を放ち、馬は暴走。ただちに程頌が追いかけて萋萋を助ける。
斑嘉は程姎に一目ぼれ。
23話 皇宮へ参上
負傷した凌不疑に見舞いをするために父親と不疑の屋敷に向かった程少商。そこは屋敷というよりは軍営のようで殺伐としていた。
急いで帰る父親と少商だったが口実をつけて少商だけが残ることに。そこに太子や袁慎、裕昌郡主らもやってくる。
王リンは少商を真正面から侮辱し、そんな王リンに対して不疑は冷たい言葉を投げつけ、一行を追い出す。
霍家軍の伝令官が15年ぶりに凌府に姿を現す。そこで孤城が陥落するときに、この伝令は付近の越氏部曲と乾安王の軍に援軍を求めに言っていたのだと話す。
瘴気のため小越侯の援軍が3日遅れたということだったが、このときに兵営で馬を見かけたという証言もあり、不審な点があると伝える。その後、瘴気を調べるために軍医が派遣されたが全員行方不明となった。
そこで伝令は失踪した軍医を探すことを提案する。
一方、文帝は一向に不疑と少商の仲がすすまず焼もきしていた。そこで少商に皇宮へ参内させる。
少商ははじめての皇宮に興味津々。文帝と皇后の前での普段のように振舞う。その様子にびっくりする両親だったが、文帝と皇后は気に入る。
昼の宴前に通された部屋で皇后と五公主が口論しているのを聞いてしまう少商。出てきた五公主に説教されてしまう。
24話 一世一代の決断
厳しい洗礼を浴びる程少商。席を外した際に履物を奪われて、割れた花瓶の破片が散らばる床に倒されそうになる。そこに凌不疑が現れてお姫様抱っこして靴をはかせてもらう。
そのまま宴の自分の席の横に座らせて、文帝に親代わりとして程家に縁談を申し込むようにお願いする。
しかし蕭元漪が釣り合わないと言いだす。少商はどうして自分を娶りたいのかと不疑に問う。不疑は少商のことを「自分と肩を並べて歩める者」と言い、他に娶る者はいないと宣言する。
決断は少商に任されて、「少商は厚かましくも応じる」と答える。ここで裕昌郡主が失神(笑)
その後、城陽侯府の複雑な事情をかんがみ両親は必死に抵抗していたのだと知った少商。
25話 妻のお披露目
凌不疑は母・霍君華に婚姻することを告げる。
伝令官・韓武は小越侯の麾下の軍医の居場所を突き止める。
蕭元漪は己の婚姻を犠牲にしてまで自分に反抗する娘・程少商を見て、生まれたばかりの少商を置き去りにした日のことを思い出し、せめて凌不疑と末永く仲睦まじく過ごして欲しいと願う。
袁慎は母・梁氏に婚姻するための女子を選んで欲しいと言うが、しかし梁氏は無関心で自分で選べと言う。
楼ヤオと何昭君の成婚に出席する不疑と少商。昭君は少商に直接、謝意を伝える。
王リンや楼リーから誹謗中傷を受けた少商のために不疑は女席までやってきて王リンと楼リーを懲らしめる。
不疑は皆の前で楼ベンに仕官をすすめ、阻むものにけん制をかける。
26話 縁談ぶち壊しのすゝめ
楼家と何家の成婚のうたげで程少商のことを守った凌不疑。しかし不疑の権勢を目の当たりにした少商は本心から喜ぶことができないでいた。
凌家との聘礼の儀の日、仮病を使って程家にやってこない淳于氏。そこで不疑は文帝に願い出ると汝陽王が皇帝代理で聘礼品を届けに行く。
程家で汝陽王に会った少商は相手が誰かを知っても口をつぐむことがない。汝陽王は少商のことが気に入った様子で屋敷に帰ってからは孫の裕昌郡主に「少商の足元にも及ばない」と今まで我慢してきた不満を伝える。
韓武は失踪し不疑は連れ去ったのは軍の仕業だと考える。都に戻った不疑はすぐに程家に行き聘礼の日に不在にしていたことを詫び、程家の家族と親し気に過ごす。
そして不疑は程家の出入りを黒甲衛に守らせることにすると、少商は不満を覚える。
27話 本当の気持ち
凌不疑は曲陵侯府を守ると言って黒甲衛で屋敷を囲う。そして屋敷の人たちを集めて鍛錬を始める。その中には程少商も含まれていた。息がつまった少商は屋敷を抜け出し、万萋萋を誘って飲みに行く。泥酔した少商を不疑は負ぶって帰ってくる。それをみた少商の両親は驚いてしまう。
馬車にいる萋萋のことが心配になった程頌はけんかをしてしまい、偶発的にキスをする。
翌朝、少商は干渉してくる不疑に不満を言う。
勢い余って不疑のいない暮らしを望むと言ってしまった少商。それが本音だと知った不疑は少商の前から去っていく。
少商は大暴れし不疑が介抱したと聞き、動揺する。
少商の気持ちを察した両親は不疑との縁談を断ってもいいと諭す。
28話 神像に嫁ぐ心得
凌不疑のもとに戻ってきた韓武だったが刺客が現れてなくなってしまう。
最後に伝えたのが、小越侯の陣営にいた元軍医の証言によると瘴気を調べた兵は刀で〇されていたということだけだった。
ここでの乱闘で不疑は足を負傷してしまう。
少商は皆があがめる不疑に嫁ぐことは神像に嫁ぐようなものだと自分の気持ちを告げる。
不疑とともに参内した少商は、宮中の教えを皇后の元で学ぶことになる。また少商はこの機に楼家との縁談の件で自分を中傷した王リンを訴える。
王リンは乾安王の子孫・文修君である母親から都からはるか遠い寿春のポン・クンに嫁ぐように言われて泣き出してしまう。
そこに文帝から自宅謹慎の命が下る。文修君は怒って王リンを平手打ちに!
29話 偏愛される喜び
長秋宮で皇后自ら宮中の礼儀を教えられることになった程少商。皇后は自分の環境と少商の幼い頃の環境が似ているとして偏愛する。
毎日凌不疑の送迎で参内する少商に不疑は城壁に連れていき、街の灯りと星を見せる。
従軍したのは陛下の恩に報いるためと、民の暮らしを守るためだと自分の気持ちを話し少商の額にキスをする。
王姈の母・文修君が参内大し声で怒鳴りたてる。そして皇后に昔の恩を持ち出して寿春の鋳造権について文帝に口添えして欲しいと言いだす。
少商は文修君の非を並べ立て叩かれそうになるところに文帝と不疑がやって仲裁に。
不疑は文修君に小越侯の言うことを鵜呑みにしないように忠告する。
今回のキスシーン
夜の城壁にて、眼下に街の灯りと空を見上げれば満点の星が見える。民を守りたいために従軍したと自分の気持ちを正直に話す不疑。それを聞いていて少商は不疑の瞳に映る星を見たいと顔を近づける。
不疑にとっては少商が一番輝く星。そう言って少商に近づきます。もう少しのところで見回りの兵がやってきます。なんだか惜しいなあって思っていたら・・・
兵の前で少商のおでこに軽いキスをする不疑!いい感じでした。
不疑と別れてからの少商の恥らう姿も可愛いし、夜眠れなくなるもの可愛かった!
30話 招かれざる客
少商は不疑に不必要に貴人の喧嘩に首を突っ込むなと忠告される。
皇宮にて少商は三公主に遭遇。因縁をつけられて頬を平手打ちにされてしまう。そこに太子妃が現れて怪我の治療を受ける。太子妃は不疑の幼い頃の話を言って聞かせる。
東宮にて少商を見つけた不疑は慌てて連れて帰り、東宮には近づかないように忠告する。
未来の夫がどのような境遇で生きてきたのか、そして今置かれている環境について知りたいと皇宮の人物に近づいていると言う少商。少商は自分のためと言ったが、不疑はそんな少商を守ると誓う。
高価な装飾品を母・越妃に贈る三公主に成金趣味を忠告する。
霍将軍の命日で皇室の内輪の宴が催されると汝陽王妃がやってくる。少商に向かって不疑の継母の淳于氏に結婚の挨拶に行くべきだと言いだし、不疑がかばう。
そこに越妃や到着し、自分の席に座っている汝陽王妃にどくように言う。
越妃は霍一族の生き残りの不疑の結婚に反対する人を軽蔑し、不疑に祝福を言う。
31話 天下の母の苦悩
越妃は凌不疑の妻となる程少商に難癖をつける汝陽王妃を非難し、皇帝も同調する。
太子妃を侮辱した三公主を懲らしめる少商。
霍将軍の命日の儀式中、少商は三公主の衣に火がつくように細工をする。上着を脱がせたところ、赤い豪華な衣と首飾りをしていることが発覚し皇帝に叱責される。
そこに三皇子が贋金の件を訴える。
三公主は贋金に使われているのは小乾安王の封地・寿春の鉱山のもので宣家の仕業だと反論する。これが皇帝の怒りを呼び杖刑に処される。
小越侯は野心を隠さず、越妃は自分を巻き込むなと忠告する。
文修君は息子に匪賊を討伐するように命じ、息子は捕らえられてしまう。太子はこの件で叱責される。
優柔不断な息子を持ったことで皇后の心労は絶えない。「普通の母子であったらよかったのに」と本心を少商に吐露する。
32話 予期せぬ波紋
廃太子の噂が流れ、五公主は東宮に皇太子に会いに行く。
さらに五公主は皇后にもこの話をし、怒った皇后は寝込んでしまう。そこで少商は皇后に西域からの朝貢品のきゅうりを自宅の庭に植えたとして、きゅうりの味見をお願いする。
するとそのきゅうりは塩づけされていて口直しにお粥を何杯も食べることに。
少商は皇后の様子が心配な皇太子に皇后の言葉をそれとなく伝える。そしてこの件で父母である皇帝と皇后と不仲にならないようにと告げる。
翌日の朝議にて文帝は皇太子に虎符を渡す。
少商の献策が実は皇后と皇太子に不利になると諭した不疑は東宮には近づくなとさらに忠告する。しかし少商は反発してしまう。
太子役
今回は太子が主役でしたね。太子役は陳情令で江澄を演じたワン・ジュオチョンです。陳情令の江澄は江家の跡取りで、主人公の兄弟子・魏無羨のことをすごく慕っている人物。ですが、プライドが高くちょっと優柔不断な性格ですよね。あとねちっこい性格。
こっちのドラマではどうなのかなって思いましたが、まさか、同じく優柔不断な性格。でも温和や優しいところが江澄とは違うかな。
一世を風靡した陳情令!は仙師の魏無羨と藍忘機が、16年前の謎を解き明かすストーリー。主演のシャオ・ジャンとワン・イーボーが美しいだけでなく、出てくる男子が皆イケメンぞろいってところも魅力!
息を飲むようなストーリー展開が面白いだけでなく美男美女で眼福のひと時を過ごすことができます。
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33話 夫婦のあり方とは
虎符を受け取ったことで紛失を恐れる太子は夜も眠れない。そこで別院に運ばせるが道中で紛失してしまう。
不疑は太子夫妻から相談されると、そこに少商が太子妃に呼ばれてやってくる。不疑は少商を巻き込むことを恐れてきつく当たる。
皇后のことを哀れに感じた少商は偽の虎符を作らせる。万将軍を討伐に送り出す儀式で太子は虎符を渡す。
ここで虎符を奪い持っていた小趙侯が虎符は偽物ではないかと言いだす。しかし不疑は亡き霍将軍に授けられた虎符を使って、本物だと証明してみせる。
程家で程姎と万萋萋と夫婦のありかたについて話し合う少商。
自分が不疑のことが好きなのか嫌いなのか分からなくなっているところ、二人に助言された少商は不疑のところに急ぐと不疑は程家の前で警備をしていた。
少商は不疑に助けられたことを感謝し、これからは自分なりに不疑に愛情を傾けることを約束する。
不疑は少商を母・霍君華のところに連れていくと、錯乱した君華は不疑に噛みついてしまう。
程姎の縁談
斑嘉に嫁ぐ予定の程姎は少商と話しているときに「好きな人には好かれていない」と言ってしまいます。彼女が好きなのは袁慎? それなら袁慎と縁談が進むように仕向けるのはでしょうか。
太子妃を快く思わない不疑
ここで不疑は太子妃を快く思っていないことがわかりました。太子妃は貧乏な家の出なので大人しくしている女性だと思いましたが、親族を太子に頼んで要職につけてもらっていました。
今回、虎符が紛失したのも太子妃の従兄のせいですね。そして不疑は太子妃に陛下の前で自分がやったことだと証言すれば丸く収まると献策しますが、太子妃はちゅうちょしていました。
宮中の中で、欲がないように見せていた太子妃ですがもしかしたら一番腹黒く欲深いのかも知れません。
袁慎出て来ないね・・・
袁慎は最近出てこないですね。この俳優さんはリー・ユンルイと言います。私が見ているドラマでは途中から出てきて、しかも重要な役どころをやることが多いですね。
・「雲間の月は輝きて」では兄に疎まれて国を追われた異国の王子を演じています。主人公の雲浅月のいとこと恋に落ちます。そして祖国の王として即位します。
途中、記憶喪失になる役で、そのときのしぐさがなんとも可愛くて抱きしめたくなるほどでした。
・現代ドラマ「これから先の恋」にシャオジャンの恋敵・シャオ・ジアン役として出てきますよ!ヴァイオリニストとして世界的に活躍する演奏家として皆から羨望を集めるのですが、実はヤン・ズー演じるリン・ジーシアオのことが昔から好きだったという設定です。
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今回のラブシーン
少商を巻き込むことを恐れて少商にきつく当たった不疑は少商を抱き寄せて謝ります。
また別のシーンでは、不疑の言葉で怒ってしまった少商が夫婦の在り方に悩みながらも、でもやはり不疑のことが好きってなって不疑に会いに行くことになりました。
自分の屋敷にいるはずの不疑はなんと少商を守るために程家の前で屋敷の警備に当たっていました。
そして少商は自分の言葉で、これから不疑に愛情を傾けることを誓うと言います。それを聞いて不疑は少商の額にチュッとしました。
このドラマはすぐに唇にチューしないので、物足りないと言えば物足りないのですが・・・それでも時代を考えればすぐに唇にチューしないだろうしって考えると、額のチューで我慢しています。
このドラマっての雰囲気と似ている作品
このドラマの色調はドラマ「始皇帝~天下統一~」と似ていますよね。ぐっと色を抑えた感じ。衣装は始皇帝よりも色がありますが、建物の様子などはかなり色味が抑えられていますし、室内も暗いですよね。灯りもそれほど明るくない。
雰囲気があってステキな感じがします。古い時代の日常を垣間見ている感じがしていいですね。
中国の時代劇の中には恋愛ものと史実に近い大河ドラマっぽいものがあります。このドラマは大河ドラマに近い感じですね。でも恋愛要素もあります。そしてコミカルなのも魅力!
秦の始皇帝が天下を統一するまでを描いた「始皇帝~天下統一~」もU-NEXTで視聴できますので、ぜひご覧ください。
34話 役者揃う婚約の宴
病気の母・霍君華に合わせたことで、少商を気遣う不疑。両親が離縁したことで父に対して恨みを持っている自分に世間は冷たいという不疑に対して、少商は心を寄せる。
君華の世話をしている崔佑将軍の心に打たれた少商だったが、自分の少商への想いも一途なものだと告げる不疑。
城陽侯夫人・淳于氏が程家にやってくる。不疑の肩を持つ少商は淳于氏を侮辱し帰らせてしまう。
婚約の宴の日、不疑の屋敷にやってきた淳于氏は宴が程家で行われることを知る。汝陽王妃を連れて淳于氏が程家にやってきて、少商に難癖をつける。そこに皇后がやってきて汝陽王妃をさとす。
さらに越妃を連れた文帝と不疑がやってくる。少商はこの場でも君華から夫を奪った淳于氏を批判し、君華の名誉を守り、越妃は賞賛する。
それでも越妃に楯突く汝陽王妃に対して汝陽王は離縁すると言いだし(笑)、結局汝陽王妃が寺に入れられ、淳于氏は城陽侯府での禁足を命じられる。
結局、みんな汝陽王妃と淳于氏が疎ましかったのでは?
うーんと今回の結末はビックリしましたね。あの口の立つ汝陽王妃がやりこめられてしまうとは!
ということで、皇帝も皇后も越妃も汝陽王もみんな汝陽王妃のことが疎ましかったということなんでしょうね。
そこに少商が淳于氏に対してみながはばかって言えなかった「夫を寝取った女」という事実を突きつけました。そしてそれをかばう汝陽王妃。
皇帝もあきれ果てて汝陽王妃と淳于氏の二人ともに罰を与えたってことです。
これで喉元のつかえがなくなった皇帝も皇后も越妃も汝陽王もみんなハッピーに。少商が思う存分啖呵(たんか)を切ったおかげですね。君華の苦労がやっと報われました。よい嫁だわ!
35話 月と星の関係
万将軍は匪賊討伐が成功し王隆は解放される。ここで文修君が軍令を偽造していたことが発覚し自〇が命じられる。
王リンは母のために皇后の住む長秋宮にやってくるが、これを少商が阻止。少商は文帝に歎願して文修君は生涯軟禁に減刑される。
王リンは母・文修君に小乾安王に騙されていたと真実を教えるが、文修君はすべては乾安王族のためと答えて、認めようとしなかった。
文帝は皇后からの提案で後宮の管理を少商に任せることに。
結婚したら自分自身でいられなくなると不安に思う少商は皇后から優しく諭され、夫婦は 月と星の関係のようなものだと悟る。
36話 負けず嫌いの涙
少商に嫉妬した五公主は令嬢たちを率いて少商を池に落とす。少商は岸に自力で上がるが投げ込まれた蛇に足を噛まれてしまう。
その夜、部屋に訪れた凌不疑の前で泣いてしまう少商。
皇太子夫妻も皇后に贈り物を。しかし見劣りする物を贈ってしまったことで困っている夫妻に少商は助け船を出す。
太子は嫁入りして夫の隣に座っている曲泠君を眺め・・・
五公主は令嬢たちと一緒に舞を踊るが途中で転んでしまう。しかし文帝から褒美を受け取る。
皇后の父の書簡を見つけ出し、皇后に贈り喜ばれる。そんな不疑の頬にかるくチューしてその場を去る少商。
五公主は五皇子と少商が密会している風に見せかけて皆の前で暴露する。
今回のラブシーン
少商に頼まれて護身術を教える不疑は少商の腰をとらえて接近したり、ベッドに押し倒したりしていましたね。
37話 報復の流儀
皇后の寿誕のうたげの最中、五皇子と密会していたと疑いをかけられた程少商。少商は翌朝、五公主と令嬢たちが通る廊下にしかけを作り報復にでる。
汚水を浴びせられた五公主は長秋宮にいた皇帝と皇后に訴えるが、そこに越妃も登場。五公主はこの機会に越妃に対して不敬を働くと、越妃に平手打ちにされる。
凌不疑の調べで五公主が犯人だと分かるが、五公主は認めようとせずに皇帝にまで楯突く。そして数日前に少商が池に落とされたことまで発覚してしまう。
この件を聞いて自分に相談しなかった少商に落胆する不疑。二人は口喧嘩をしてしまう。
自分が嫌われていると感じた不疑はその場を去り、わだかまりが残る。
事件に関与した令嬢の父を罰する不疑。また五公主幕僚としていた情夫?の取り巻きの若い男たちを〇すように直言する。
太子に叱責された太子妃は曲泠君のことを持ち出し、彼女が自分の子を奪ったと言う。
両片思いって感じ?
少商と不疑って両片思いって感じですよね。結婚することになったけれどもお互いにまだ不信感があるって感じで。
少商は親無しで育ったから疑り深いし、本心をなかなか言いません。不疑の胸に飛びこめばいいのですが、そこはへんに賢いと言うか頭が硬いので、それも出来ません。
そうやっているうちに不疑は疑心暗鬼になってしまい、少商が自分を嫌っていると思ってしまいます。
まあそういう段階を経て、夫婦のきずなが深まっていくのでしょうが、なんともじれったいというか、お互い強情だから、打ち解けるまでしばらくかかりそう。
38話 愛を叫んで
皇后より曲泠君について聞かされる少商。
曲泠君はただの村娘だった太子妃よりも家柄が良く、品性もある美しい女性。そして太子とは幼馴染。二人は恋仲だったが約束通り太子妃が嫁ぐことに。この時に不疑は反対したそう。
文帝は不疑が八家の重臣たちを殴打した事件を聞きつけ、杖刑の命を出す。
すぐに刑が執行されると、少商は処刑場に行き、護衛の兵に止められながらも、不疑への愛を叫ぶ!
刑が終わり、連れていかれた不疑を心配する少商は不疑のところをへ忍び込む。でも不疑の芝居を知っていた少商。
不疑は少商に唇チューをして・・・初めて会ったときの話をする。
御史台で暴れた不疑に修繕を命じた文帝のお陰で、不疑は当日の越氏の軍報を持ち出すことが出来た。
こういう展開!
「今後はなんでも相談する、喧嘩はしない、夫婦は一体」と不疑に伝え、不疑を抱きしめる。
最後に「愛している」といい、これで両想いに!
いつも喧嘩をしてばかりいる二人を案じた文帝の策でした!なんとも強硬な策にでましたね。
40話 首謀の尻尾
梁尚がなくなった部屋に隠し部屋があると気が付いた少商。早速中に入ろうとすると梁家三子の梁遐がやってきて隠し部屋に閉じ込められる。
少商の行方が分からなくなり心配になった凌不疑は黒甲衛に命じて梁尚の部屋を破壊。すると少商を人質にした梁遐が出てくる。少商は無事に解放されたが、不疑が梁尚を連行しようとしたところ梁家の養子で長子の梁無忌が梁尚を○してしまう。
しかし首謀者は別にいると文帝に言いだす不疑。
このことで小趙侯を叱りつける趙妃は孤城の件を持ち出し、詰問する。すると小趙侯は同じく援護にきた乾安王(宣氏の舅父)の軍を遅らせようとしたためだと答える。
この会話を影で聞いていた文帝と不疑がでてくる。
ここ不疑はで乾安王はポンクンによって○されて、雍王によって武器をすり替えられたいたため孤城は陥落したと事実を告げる。
孤城の件でポンクン以外の者はすべて罰を受ける。
趙妃は不疑を呼び、すべては崔一族のために小趙侯の罪を暴き、不疑には幸せになってもらいたいと言う。
袁慎の両親
袁慎の両親の秘密について出てきましたね。袁慎の両親はそれぞれに想い人がいて仲が良くなく別居していたということ。
それで袁慎も結婚することに嫌気がさしてしまったということでした。
世家の婚姻はそのようなもの。複雑な関係が入り乱れて、個人の意思では決められないことと袁慎の母は言います。
今まで、袁慎の母が袁慎に無関心だったのはこのためだったのかも知れません。相関がると袁慎の母だけが責められるべきではなくて、袁慎の母も社会の構図の犠牲者なんですよね。
41話 約束の地
梁家の事件が解決し、太子妃は庶民に降格の上、北宮(冷宮のこと?)送りになる。
離縁した太子に曲泠君は嫁かず、梁無忌に再嫁する。
そんな中、寿春の彭坤が謀反を起こし、平定に凌不疑が名乗りを上げる。不疑は孤城陥落の真相を知る彭坤に直接話を聞く魂胆があった。
しかし早く不疑の成婚を済ませたい文帝は反対する。程少商は皇后から知恵を借りて不疑の出征を取り付ける。
少商は軍営にいる不疑に手縫いの鎧を届ける。凱旋後に軍営の隣の地を願い出るつもりだと言う不疑は、そこで少商に屋敷を作るように言う。その思いに少商はチューをする。
出征の日、城門では少商の縫物が下手だとかいう話になるが、それでも不疑は満足し少商に家の印章を渡す。
城門の上から出征を見送る文帝と皇后、越妃。
皇后の思い
二人の仲睦まじい姿に喜ぶ皇后でしたが、自分にはそのような幸福はなかったと心の中でつぶやきます。つまり文帝の心はずっと越妃だけのもの。自分に向けられるものではなかったことを理解している様子でした。
これなら太子妃と同じですよね。でも賢い皇后は太子妃のように嫉妬にかられることはありませんでした。
でも自分を愛しくれない夫と生活することは苦しく寂しいことだったと思います。
42話 家門の災い
袁慎は少商に対抗するため結婚を急ぐ。
公務で銅牛県に向かった程始が銅牛県令の顔忠と銅を横領して敵に降った疑いが掛けられる。
宮中でこれを聞いた少商は袁慎の馬車で曲陵侯府に戻ると、以前、不疑に痛めつけられた御史中丞の弟、左将軍が私怨を晴らそうとしていた。少商と袁慎は追い返すも、程家は少商を除き廷尉府に連行される。
少商が文帝の殿の前で嘆願していると太子と皇后も加勢する。少商は自分が父を見つけに行くと言いだすが・・・
43話 鴛鴦(おしどり)将軍
皇后は程少商の気持ちをくんで廷尉府の牢にいる家族に会わせる。都の城門を出るための令牌も渡す。
しかし少商は皇后を巻き込まないために偽の令牌を作っていた。家族と会うと母・蕭元漪は自分の身を守るように言い、大母・董氏は男どもを救うように言う。
自軍の犠牲を最小限にするために寿春が自滅するのを待つことに。しかし少商が失踪したことを知ると、寿春に一人乗りこみ、彭坤を人質に取る。
吊り橋の仕掛けを狙い撃ちして、橋を下げて外にいる凌家軍を城に入れて彭坤を捕らえて都へ護送させる。
自分は軍を率いて少商がいる銅牛へ。
皇后と越妃
もともと文帝と越妃は幼馴染。文帝が乾安王の力を借りて皇帝に名乗り出ることで、乾安王に近い宣氏の神諳を娶ることになりました。そして宣氏は皇后へ。
これについて後ろめたいと思っていると正直な心の内を越妃に話す皇后。越妃は越妃で皇后の位を狙っていないので、皇后が気をもむことではないと皇后の言葉をはねのけます。
このシーンはすごくよかったですよね。
ここで越妃が皇后の座を狙っていたり自分の夫を奪ったと考えていたらこういう展開にはならないかったでしょう。越妃はしたたかな女性ですが分別のある賢い女性ってことですね。
そして問題は文帝が皇后と地位と越妃の地位を同格にしたことです。これで宮中のおしゃべりたちが、越妃のほうが皇后よりも上だとか言いだしたんですよね。また小越侯のような人間がしゃしゃり出てきて、越妃に皇后の位を奪うようにそそのかしたんですよね。
この二人の貴人の話を聞く限り、お互いにわだかまりはなさそう。お互いに気遣いあって、狭い宮中で姉妹のように仲良くやっていきたいと考えていることが分かります。
44話 降って湧いた功労者
銅牛県入りした凌不疑。銅牛では県令と程始がいなくなったあとに、彭坤の副将・馬栄に占拠されていた。しかし都にいるはずの楼犇(ロウ・ベン)がやってきて馬栄を説得して銅牛は解放される。
その後、馬栄は彭坤の残党に○されていた。
牢で火事が起き中にいた証人となるはずの県丞・李逢はなくなる。その牢で不疑は程少商を見つ出す。
少商は牢で見聞きしたことを不疑に伝える。李夫人はひそかに少商に証拠の品を渡す。李夫人の言葉を頼りにある場所を掘ると、県令家族の○体が出てくる。
程始の○体が見つからないことは幸いだったが少商は気が動転してしまう。自分と同じ境遇にいる少商を気遣う不疑。
45話 行き場なき志
男装して廷尉府ろうにやってきた万萋萋。自分を悪く言う程頌に無理矢理口づけ!男装の下には花嫁衣裳を来ていて今夜結婚すると宣言。
程老夫人と蕭元イーは万家の入り婿とすることを許可する。意見が一致し、これで程老夫人と蕭元イーのわだかまりはなくなった様子。
都に戻った楼犇に不疑と少商は証拠を突きつけ、自供をせまる。
楼犇は父の居場所知りたいという少商を人質に取り、自分の志が遂げられない無念を話すと、少商を釈放して自○。
楼家
楼家の話は少商が楼ヤオと破談になって終わりかと思っていましたが、今回は楼犇の物語となりました。
楼家では楼犇と楼ヤオの伯父伯母が大房、つまり一家を継いでいて、楼犇と楼ヤオは二房でした。ということで肩身の狭い思いをしていました。
楼犇と楼ヤオの伯父は太子太傅という太子の先生のような役職で、自分の息子を推挙するものの楼犇を取り立てることはしませんでした。
二房の楼犇が仕官して力をつけると自分の息子を抑えつけると懸念したからです。楼犇は国中を歩き、見聞を広げて博識。さらに10種類もの字体を書くことができました。
しかしこれがあだとなりました。筆跡で楼犇の字だとバレてしまったわけです。
話を元に戻すと楼犇は志もあるのですが、それを発揮する場所がありませんでした。そして今回の件で功績をあげて仕官への第一歩を踏み出す予定だったようです。
確かに可愛そうな男性ではありますよね。しかしそれだからといって人を欺き、○してはいけません。
親交のある不疑に見抜かれ、追い詰められてあえなくこの世をさりました。
楼犇の妻は不疑や少商が夫を○したと叫びました。今後、この物語で楼犇の妻がかたき討ちをすることが出てくるのでしょうか。
46話 疑念
程始が無事に救出されて屋敷に戻る。楼太傅はすべての罪を妻に責任して離婚。太傅自身も故郷に戻される。
楼ヤオは何昭君とともにカ県へ赴任。楼犇の妻・王延姫は子を身ごもったまま入水。世のはかなさを感じた少商は不疑と平穏無事な生活を願う。
霍君華は不疑に好物の杏仁菓子を食べさせる。少商は崔佑から崔チョン将軍の息子・無傷が不疑と売りふたつの外見だったことを聞かされる。
不疑は杏子アレルギーで熱がでる。
彭坤夫人となった王リンは少商に夫を助けるようにお願いする。少商は彭坤のことを反逆者だとなじると、王リンは不疑こそが腹の読めない男だと言いだす。
47話 歯形の誓い
王リンに凌不疑こそは腹黒い男がとなじられた程少商は、不疑に真相を問いただすことに。
不疑は少商に太子のために悪人を泳がせて太子妃を追い出し、楼太傅を追い出したのだと白状する。
不疑が「実は・・・」と言おうとしたところ太子に呼ばれてしまう。太子殿には父・城陽侯の凌益がいて、彭坤のことで根を詰めないようにと忠告する。
すると獄に花びらがまかれ、アレルギーの発作で彭坤はなくなってしまう。
酒楼で酒を飲んで雨に打たれた不疑に傘を差しだす少商。そのときに不疑は「私の名は・・・」と言いだすが邪魔が入る。
そこに霍君華が危篤だとの連絡があり、急いで屋敷へ。霍君華は側にいる崔佑に「あのときあなたに嫁げばよかった」という。
「いつま私が驚天動地の挙に出ても」味方でいてくれるかと聞かれた少商は、天地に不疑を裏切らないと誓い、歯形を不疑の腕に残す。不疑も少商の腕に歯形を残す。
崔佑に言った「あのときあなたに嫁げばよかった」という言葉
これは君華の後悔の言葉ですね。よりによって自分を裏切るような男に嫁いでしまった・・・ということですよね。
孤城でのこと、君華を捨てて淳于氏を正妻にしたこと。凌益は君華のことを軽んじていましたね。
一方、崔佑は気が触れた霍君華のことを面倒見ます。これこそ見返りを求めない、無条件の愛!尊いです。
最大の黒幕
霍君華は凌益に嫁ぎます。しかし霍家の敵は夫の凌益だったということなのでしょうか。それを知った霍君華は気が触れてしまったという。
しかし、それではどうして不疑は不疑のふりをしているのでしょうか。これをそれは関係があるのでしょうか。
霍君華の産んだ息子・不疑のほうが孤城のことを調査しやすいからなのでしょうか。
48話 宿願、ここに果たせり
凌家での凌益の生辰祝いが開かれることになり、珍しくうたげへの参加を言いだした凌不疑を不審に思う淳于氏だったが、孤城の件に言及すると凌益に警告される。
帝后は凌不疑と程少商が喪中でも成婚できるように取り計らう。皇宮から自宅に帰ろうとした少商の前に不疑がやってくる。
少商に話がある様子の不疑だったがついに言うことはなかった。それを悲しがる少商は後ろを向いて涙を流す。
宴に行った不疑は凌益に宣誓布告。一通り戦った後、不疑は凌益に真実を告げる。
不疑のことが心配になった少商は夜中屋敷を出ようとする。父母が凌家の私兵を食い止め、少商は凌家の屋敷へ入るが、すべてが終わっていた。
不疑が凌益に突きつけた真実
不疑が凌益に突きつけた真実は2つ。
1つは凌益の子、阿狸は孤城の城門に突入した凌益の兵によって〇されて、城壁にさらされたこと。
2つ目は、自分の父・崔チョンは凌益に〇されたこと。
ということで不疑は崔チョンの息子・崔無傷だったということですね。15年前に霍君華と都に戻り、復讐をするためにこの日を待っていたということ。
そしてそれをとうとう事前に少商に伝えることはありませんでした。これは二人の間に溝を作るのではないでしょうか。
49話 捨てられし者の矜持
少商が城陽侯府の屋敷に訪れるもすべてが終わった後だった。不疑は決別と告げ屋敷をでると、そこには左将軍が兵を引き連れて待ち構え、私恨を含めて不疑を成敗しようとしていた。
そこに馬で現れた少商は不疑を連れて逃げる。崖まで追い詰められた不疑は自ら崖下に飛び込み、少商は気絶してしまう。
曲陵侯府で寝込んでいる少商に三皇子が乗り込み、不疑を助けるために皇宮に連れていく。不疑の世話をしたときに、雁回塔でなくした牌を不疑が持っていたことで、雁回塔で話していたのは三皇子と不疑だったと気が付いた少商。
朝廷で少商は不疑は霍チョンの息子・無傷で父の仇を討っただけだと。それを知った文帝は早く不疑ではなく無傷を崖下から救い出すよう命をだす。
50話 我が名は…
左将軍は崖下の不疑を助ける邪魔をして三皇子により投獄される。不疑は救出され、皇宮で治療を受ける。
少商は不疑が自分に隠し事をしたことが許せなく、心のうちを皇后に話す。牢にいる城陽侯夫人に会いに行くと、錯乱した城陽侯夫人は三才観という言葉をいう。そこで少商は三才観の汝陽王妃を訪ねることに。
意識を取り戻した凌不疑は朝廷にて、孤城陥落の真相を語る。凌益が父・霍チョンを〇彭坤と結託してレイ帝の軍を入城させたこと、そして城内にいたすべての人が〇されたこと。
51話 それぞれの区切り
朝堂凌不疑は「霍無傷」と名乗り、感激した文帝は不疑に抱きつく。それでも左御史中丞が弾劾を続ける。
そこに越妃が現れて左御史中丞を蹴り飛ばす。凌益が彭坤と通じた書簡は淳于氏が汝陽王妃に渡した女禍像に隠されていたことを袁慎が暴露する。
そこに三皇子が現れ、左家はレイ帝の残党・田朔と結託していたことを告げる。
程少商は不疑の心情は理解できるが、裏切られたことが許せず婚約解消を願い出て去っていく。
皇后は皇后で、自分の座と太子の座を廃すよう願い出る。
凌不疑は霍不疑と改名して贖罪のため北西に7年駐留。出立の日、不疑は少商を待ち続けるが、少商は兄に頼み凌家の印を返す。そして少商は程家を去り、自ら軟禁を願い出た皇后の元へ。
それぞれがそれぞれの人生の区切りをつける。
52話 歳月を経て
少商は宣皇后の世話をするため長秋宮で過ごす。その間、程家では家族の婚儀が行われたが少商は家に帰ることはなかった。
霍不疑が北西にて駱済通に再会。駱済通は不疑と再婚するために夫を〇す。
5年の歳月が経ち、宣皇后の病が悪化、宣皇后を安心させるために袁慎は少商に求婚する。
不疑は任務を追えて都に戻り皇宮で文帝に挨拶を。
そして袁慎と一緒にいる少商に出会う。不疑は馬に飛び乗った少商の足を持ち、あぶみをつけてやる。
駱済通は都で不疑と成婚すると言いふらしていたが、不疑に完全に振られてしまう。
一途な袁慎、そして不疑に宣戦布告
少商はまだ不疑を想っていて袁慎の求婚を断ります。それでも袁慎は待つと言い、少商は婚約を承諾します。
そして都に戻ってきた不疑に宣戦布告をします。自分の妻に手を出すな、と。これから男二人が少商を取り合うバトルに発展するのでしょうか。そして選ぶのは少商! 少商はどちらを選ぶの? もちろん不疑なんでしょうね!
53話 長秋(ちょうしゅう)からの旅立ち
霍不疑への思いが独りよがりのものであったことを知った駱済通。長秋宮に程少商を訪ねて、詫びをいれる。そして宣皇后を治せる神医がいると言い少商を皇宮の外へ連れ出すことに成功する。
馬車の中で済通は少商を〇そうとし、霍不疑がかけつける。不疑は少商だけを救い馬車と済通は谷底へ。少商は不疑に心を開こうとしなかった。
そこへ宣皇后危篤の連絡を受けて二人は皇宮へ。宣皇后はそれぞれに言葉をかけて静かになくなる。
宣皇后がなくなったことで雨の中倒れてしまった少商を曲陵侯府に送り届ける不疑。少商の両親に問い詰められる不疑だったが詫びるしかなかった。
5年間
少商は5年間、長秋宮にこもりました。かたくなな性格の少商はひきこもることで自分の心を守っていたのでしょうね。
二人の縁はどうなるのでしょうか。かたくなな少商の心を不疑は開くことができるのかがこれからの見どころです。
54話 母娘の雪解け
宣皇后が亡くなり、程少商は霍不疑に本音を話す。そしてやはり今は信頼できないと、別の道を生きることに。お互いに笑顔を向けて別れるが、別れた先でそれぞれ涙する。
少商の母・蕭元イーは少商を厳しくしつけたことを詫び、謝罪をする。そして母娘の確執はなくなっていく。
少商は袁慎との縁談を断る。袁慎は明らかに予想していた様子だった。
宣皇后の故郷に向かう少商の前に楼リーが現れて楼ヤオが治めているカ県に招待される。そこで昼食をご馳走になるが、楼ヤオの妻・何昭君に陣痛が始まると別部屋へ。侍女がいなくなると楼リーは少商に短剣を向ける。
霍不疑と袁慎
霍不疑と袁慎は二人とも少商のことを慕っていた恋敵。しかし不疑は袁慎の父を北西で助ける。その理由は「袁慎は少商が気にかける者」だからでした。
不疑は少商が気にかける者は息災に暮らしていれば少商が安心して自分のために生きられると考えていたようです。
自分に対して目もくれず、相思相愛なのに少商と別れることになった不疑。それでも少商のことを大切に想っていることが伝わるエピソードでした。
なき父の仇のことがなければ、相思相愛の少商とめでたく結婚して末永く暮らせるはずだった不疑。しかし不疑は少商を深く傷つけてしまいました。
あと2話なんですけど、二人は歩み寄ることができるのか、まだ分かりませんね。たぶんこの後も不疑がやってきて少商を助けると思うのですが・・・
少商の心は硬い岩でできているのでしょうか。宣皇后の言葉をもっと思い出して、幸せにいきてもらいたいと思います。
55話 肩を並べる時
楼リーは程少商に突然襲い掛かり、少商は何昭君とともに密室へ隠れる。そこにレイ帝残党の陰謀を知ってしまった袁慎が捕われていた。
こちらのドラマにも出ています。
雲間の月は輝きてキャスト相関図は?全話あらすじネタバレ感想を結末まで
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一方、カ県に入った霍不疑と黒甲衛は刺客に襲われる。不疑は少商たちのいる密室に入ることになり、無事に少商を救出する。しかしこれは大きな罠だった。
これを仕掛けたのは王延姫、つまり楼ベンの妻。入水したはずが田朔(酒楼の番頭)によって助けられ、楼ベンを○に追いやった人物に復讐する機会をうかがっていたのだった。
延姫の問われて不疑は少商を捨てたことを後悔していたことを知った少商。
延姫は火を放ち、少商らは不疑の部下に助けられるが不疑は取り残される。大きな爆発が起こり、不疑を心配して取り乱す少商。しかし不疑は無事に出てきて少商は抱き着く。
レイ帝残党は不疑を少商の元に追いやって太子暗○をはかろうとしていた。そこで不疑は太子を守り、少商は民を守るために出陣。
色々な人の恨みを買っている
結局、霍不疑と程少商は色々な人の恨みを買っているということですよね。あれっと思うところから恨みを買われていて、陥れられようとしています。
今回もなくなったと思っていたはずの王延姫が夫のかたき討ちに霍不疑と程少商を襲いました。
でも本当にこれって逆恨みなんですよね~~。霍不疑と程少商はそれぞれの正義と守るために動いたのですが、それをよしとしない人もいるってことですよね。
そう考えると人の考えって人の数ほどあるってことのかなって思います。
56話 輝く星河の下
天下の食糧庫と呼ばれる郭村に向かった程少商。レイ帝残党による穀物の焼き討ちを阻止しようとするが、田朔の放った刺客が火矢を放つ。
一方、太子救出に向かった霍不疑は、田朔と対峙する。田朔に太子を守るのか、愛する女と民を守るのかを聞かれると、少商は民を守ると信じていると答える。
田朔を倒した不疑は郭村へ急ぐ。
郭村には程家の両親らが駆けつけ、程家の支援を得て敵を倒し火を消すことに成功。その後、不疑がやってくる。ふたりは抱き合い、お互いの使命をまっとうしたことを報告する。
不疑と少商は夜空を見上げて故人に語りかけ、成婚すると報告する。そして最後にキスを!
不疑と袁慎
少商をめぐって対立した不疑と袁慎。しかしお互いがお互いを認めていることを伝えました。
不疑からすると自分に捨てられた少商をそばで見守っていてくれたのが袁慎でした。そうなると感謝しかないですよね。
袁慎は自分と少商は同じ環境で育ち似たもの同士だから分かり合えると思っていましたが、それは違ったと悟ります。そして自分よりも少商には不疑がお似合いだと身を引いたようです。
袁慎も早く良い人に巡り合うことができるといいですね。少商と違ってまだ生家の両親が不仲だったことを引きずっているのでしょうか。そうなると良いご縁には巡り合えないような気がします。
少商は生家のしがらみを越えて自分の生きる道を見つけ、不疑と出会いました。袁慎もしがらみを自ら脱して、良い人と出会えるといいですね。
結局、都に妙齢の女性はたくさんいますが、袁慎と縁がある女性は出てきませんでしたね。最後のシーンで程家の人間と不疑がずらっと並んだシーンでは、みなが幸せに笑ったり、談笑していたのですが、一人だけ浮いていました。このドラマの仲では彼だけ幸せになれなかったということですね。
彼が今後、自分の殻をやぶってくれることに期待!
星漢燦爛の感想として
以上が星漢燦爛のあらすじネタバレでした。全体の感想を書いておきます。
生家のしがらみがイヤで結婚を急いでいた程少商。生家から出ることで自由を得ようと考えていましたが、それは浅はかな考えでした。
はじめ婚約した楼ヤオは、何昭君と結婚するために婚約破棄となります。そして不疑との婚約するものの、不疑に捨てられたことでそれも破棄。
生家から逃れて結婚を決意してから世間の荒波にもまれて2度も婚約を破棄されることになる少商。つらい思いをしましたが、その経験をすることで本当の愛を見つけることができたのではないかなーと思いました。
また、小さい頃に両親が不在だったためしつけられていない少商でしたが、宣皇后に出会って見違えるほどの令嬢になりましたね。まさに恩人って感じ。
少商は両親に愛されていないと思っていましたが、実はちゃんと愛されていたことが物語に終わりのほうで分かります。やはり子供を愛していない親っていないんですよね。チャンと愛されていましたよ!
それを確認することができた少商は生家のしがらみを感じることもなくなっていきます。というか不疑との婚約で様々な家のしがらみを見てきましたので、自分の家だけでなく、他人の家にもそれぞれ事情があるんだなってことが分かったのだと思います。
今と違って昔は「家」という制度が絶対でしたから、名門の家でも○○家の○○さんと言われて、家を背負って生きて行くようなものですよね。
そういう色々な経験をすることで、少商も成長することができました。
物語は前半は「家」を中心とした物語で、後半は不疑に関する謎解きって感じでした。まさか不疑にはこれほどの秘密があるのだとは思いませんでした。
そして自分の復讐のために不疑が少商を捨てるとも思いませんでした。それほどまでに霍家のかたき討ちをしたかったんですよね。う~~ん、でもそれで少商を失ったことをずっと後悔してきたと。
少商が不疑を許すことができなく、二人が疎遠となりますが、それでもやっぱり縁があるというのはこういうことなんだな~~というのを見せつけてくれる最後の盛り上がり、55話よかったですね。
そして最後はハッピーエンドでしたね。よかった!
なんか知らないですけど、不疑っていったいこのドラマの中で少商を何度助けたんですかね。何度も助けて自分をアピールしているんだけどもっていうもどかしさもありましたね。
まあ、最後は二人は成婚するってことで、色々あったけどおめでとう!ってことで。少商みたいな自分の意思がしっかりしている人には、自分の性格を分かってくれて尊重してくれる不疑のような人がピッタリだなって思いました。
不疑は1話からずっと少商のことが気になっていて、少商が楼ヤオと結婚する方向に進んで言っても彼女のことが気になっていて・・・それでも自分の気持ちをしっかり伝えなくて、なんだかストーカーみたいな感じでしたが(笑)
不器用な男ってこんな感じなのかなって思ってしまいました。少商と楼ヤオの婚約が解消になってやっと自分のところに運が転がり込んできたって嬉しく思ったのかも。
どちらにしてもおめでとうって最後になってよかったです。
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