「古相思曲(こそうしきょく) ~君想う、千年の調べ~」がWOWOWで放送になりました。
とっても面白いストーリーなので興味を持ってくれる人がいるとうれしいです。
ではキャストや相関図はどうなっているのか。
またあらすじ、ネタバレ、そして私の感想などもご紹介しちゃいます。
いったいどんな結末が待っているのか、二人の恋の行方や史実はどうなる?
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古相思曲(こそうしきょく) ~君想う、千年の調べ~のキャスト
沈不言(しん・ふげん) グオ・ジアナン
陸鳶(りく・えん) ジャン・ヤーチン
主人公・沈不言役を「山河令」のグオ・ジアナン、ヒロイン・陸鳶役を「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」のジャン・ヤーチンが好演。
古相思曲(こそうしきょく) ~君想う、千年の調べ~の相関図
古相思曲(こそうしきょく) ~君想う、千年の調べ~のあらすじネタバレ感想
それでは各話ごとのあらすじとネタバレ、それから感想をご紹介しましょう。
1話 始まりと終わり
九国時代の晟(せい)国を舞台にした歴史小説「南晟遺事」の著者・沈不言が主人公。
沈不言は古装をまとった女性と玉牌の夢を見る。
沈不言は小説のドラマ化と続編を編集長に提案されるも、史実の確証がないため断る。
編集長ともめてしまい、夢で見た壊れた玉牌に鼻血を垂らしてしまう。
気が付くと夜の皇宮。不言は妖后と名高い晟国の皇后・陸鳶に呼び出される。
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不言は陸鳶に取引を持ちかけられる。3つの要求と3つの質問。
皇宮では元啓皇帝の元から丞相・李擁が晟国の防衛図を盗み、北烈へ高飛びしようとする。
陸鳶は外出禁止令を出し、不言を連れて城下へ繰り出す。
不言は1つ目のの質問として「どうして来世では皇后になりたくないのか」と問う。
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別れた不言はその晩が、「元啓の変」が行われる夜だと気が付く。
史実では「元啓の変」は陸鳶が李擁を〇すことになっていたため、李擁の救出に向かう。
しかし現場で見たのは李擁が北烈に寝返り、陸鳶が逆賊を捕らえるというものだった。
感想として:陸鳶に出会うまでの演出がステキ
まず晟国にタイムリープしてしまった沈不言が陸鳶のところへたどり着くまでのシーン。
本当に素敵でした。
夜の皇宮にタイムリープした不言が御書房に行き、本を探していると陸鳶の侍女・倚華がやってきます。
倚華は不言のことを知っている様子で「お嬢様がお待ちです」と言って、陸鳶のところへ案内します。
夜の皇宮。そして雨が降ってきて、長い回廊を倚華が持つ提灯の灯りを頼りに歩いていきます。
外には木蓮が見事に咲いていて(中国人って木蓮好きですよね)、季節が2月、3月だということが分かります。
そして琴を演奏しながら不言を待っていた陸鳶のところへ連れていかれるというもの。
夜の演出のため、全体的に暗ーいシーンなのですが、その場に現れる陸鳶の赤い衣がとっても映えてよかったです。
そして風も吹き、垂れた布がふわっとたなびくところもいいです。
私ってこういう演出が好きなんだなって思わされたシーンでした。
中国の時代劇の演出って日本の時代劇の演出よりもよく考えられて好きです。
古装が体の動きに合わせてふわっと舞ったり、風でたもとがゆらゆらと揺れたり・・・
日本の着物というのは、風で揺れるところがないので、その違いが演出の違いに現れるんだなって思います。
2話 まさかの二度目
初対面の啓龍に「またお前か」と言われて困惑する沈不言。
李擁に矢を放たれた不言を身を挺して守った陸鳶はなくなってしまう。
ここで現代に戻ってきた不言は、壊れた玉の破片の一部が繋がっているのを発見する。
また書いた小説の「元啓の変」の記述が変わっていることも見つける。
玉に血をつけて、再び晟国へ。
そこで歳のわりに幼げな元啓皇帝と助け、御牌を受け取る。
するとその場にやってきた西榮人に拉致されそうになる。
陸鳶と陸時が現れて助けてもらう。
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不言は「元啓の変」の10年前にタイムリープしたのだった。
不言は陸鳶に10年後の出来事を伝えるが相手にされない。
3話 全てを知る者
沈不言は前回のタイプリープから10年前にタイムリープして、陸鳶と李擁は仲が良かったことがわかる。
・陸鳶は李擁の養女だったんかな?陸鳶はこのとき、26歳。
陸時と李擁の意見は対立。
陸時は火烽堡の北烈軍が西に移動しているこの機会に、領土を奪い返すべきだと。
李擁は戦を避けるべきだと。
仲裁に入った陸鳶は二人に箜篌を弾く。不言はこの演奏、音程がずれていることが分かる。
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不言は晟国に音の伝達方法があったことを思い出し、
陸鳶は陸時を指示し、戦を起こさせるように民を誘導したことを知る。
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陸時の出兵に陸鳶と不言は同行する。
不言は自分が囮となり陸時を助ける手筈を整える。
しかし翌朝、気が付いたら陸鳶の姿はなかった。
陸鳶は不言に真実を打ち明けて手紙を残し、囮となるために谷底に向かっていた。
すごく面白い脚本
ありがちなタイムリープものだと思っていましたが、
かなり面白い脚本ですね。
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普通はタイムリープって一回しか起こりませんが、何度もタイプリープをする展開。
ということで現代に戻ると、自分が書いた小説の結末が変わると言う面白い内容です。
妖后と名高い陸鳶。
しかし実際に会って話をしてみると、あくどい感じはなく、ただ国のために忠誠を近い女性の姿が。
これにビックリしてしまう不言ですが、陸鳶に惹かれていき、彼女を助け、運命を変えようとします。
うーん、それだけ魅力的な女性だってことですよね。
陸鳶は武芸もできるし、聡明で頭の回転も早い。丞相になれそうなくらいです。
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李擁を義父と慕っている様子ですが、李擁が北烈を内通している事実を知って、李擁と北烈から国を守ろうとしています。
李擁と陸鳶の結末をどうなるのか。
1回目のタイムリープでは不言を守って自分がなくなってしまった陸鳶。
この結末を不言は変えることができるのでしょうか。
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落ち着いた演出。深遠な映像美。
陸鳶の大人な物腰、言動。
しかしそこに現れる不言への信頼と想い・・・
直接的な表現がないだけに、反対にドキドキしていしまう二人の恋のゆくえも気になりますよね。
4話 私たちの家
不言の代わりに陸鳶が囮となる。
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不言は戦の日、晴れる可能性が高いことを知り、自ら煙幕を作る。
それを霧に見立てて、陸時に山頂を取らせる。
戦は晟(せい)国の勝利。
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こうして不言は陸時と陸鳶の運命を変える。
そして不言は陸鳶李擁を倒して運命を変えるべきだと諭す。
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陸鳶は火烽堡の陸家の家に行くと近所の住人の郭さんが赤子(北安王の子)を抱いて待っていた。
この地を治めていた北安王は北烈に負けたのち、李擁の手によって〇されたという。
陸鳶はこの子に楚同裳と名前を付けて養子とする。
(同裳は後に九国を統一し名君となる。)
陸鳶と沈不言
2回目のタイムリープをして、陸鳶に知らない人だと言われた不言。
しかし陸鳶は不言のことを知っていて、信頼を置いていました。
ということで、不言はこのあとも何度もタイムリープを繰り返し、その行き先はどんどん、時代をさかのぼるってことなんでしょう。
1回目が元啓15年で陸鳶が36淮のとき、、2回目が元啓5年で陸鳶が26歳のとき。
不言は陸鳶の人生の中で何度も何度も現れて、窮地を救い、陸鳶の運命を変えるということですね。
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陸鳶は不言のことを好きな様子。
それでもこの後に、元啓皇帝に嫁いで皇后となるんでしょうね。
売国奴の李擁を倒すために、そして自分の運命を変えるために!
今後の見どころとしては、
1,運命を変える方法
2,陸鳶と不言の恋の行方
ですね。
5話 兵よ、聞け!
火烽堡へと向かう道中、沈不言との2人きりで話をしていた陸鳶は、あることに気が付く。
やはり運命が変えられないと気が付いた陸鳶は急いで旧宅に帰る。
そこでは陸時が黒ずくめの男たち・北烈の者に襲われた後だった。
使われた毒は晟(せい)国に生える木から取れるもの。不言は李擁を疑う。
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火烽堡に戻った不言と陸鳶。
陸鳶は城外に出たいと暴動寸前の民たちに鳳牌を使い、自分はこの国の皇后だと宣言する。
陸鳶を止めることができない、そして運命を変えられないことを知ってしまう不言。
宿命を受け入れる覚悟
これが陸鳶が選んだ道。平穏に不言と故郷で暮らすよりも、復讐と国への責任を果たすことを選びました。
それを受け入れる陸鳶と、見守る不言。そして不言は陸鳶の前で拝礼しました。
完全に相思相愛でお互いの気持ちが分かっているにも関わらず、
このように運命を変えることができないのは辛いですね。
6話 大芝居
火烽堡の城門の前に宇文破曉が率いる北烈の追風隊がやってくる。
城門の前に立った不言は破曉を侮辱する言葉を連ねて、破曉を憤慨させる心理作戦に出る。
するとなくなったはずの陸時が現れる。そして李擁の軍がやってきたと見せかける。
慌てた破曉は軍を引く。
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次に火烽堡に李擁がやってくる。陸鳶は皇后と名乗ったことが問題となるが、陸鳶はここで内紛はよくないとして李擁とともに都へ。
不言は先回りして皇帝に会い、芝居を打たせる。しかし李擁に見抜かれてしまう。
陸鳶の侍女・倚華は愛する人・陸時を奪った李擁を矢を持って襲う。
その矢を不言は受け取り、李擁に突き刺す。不言は趙啓龍に斬られて、不言は現代に戻ってくる。
7話 三度目の上巳(じょうし)節
元啓5年が現代に戻ってきた不言。自書『南晟遺事』の記載は変わらず、李擁暗殺が失敗に終わったことを知る。
汚名を着せられたままの陸鳶。
このままでは気が済まない不言は彼女の運命を変えてみせると。
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元啓元年、鏡花楼にて21歳の陸鳶は追われている李擁をかくまう。
不言は三度目のタイムリープのでこの現場に現れて、李擁を〇そうとする。
不言が戻ったことを喜ぶ陸鳶。(3年前に初めて出会ったと言う陸鳶)
皇帝は北伐。
李擁のことを信じる陸鳶に不言は忠告をする。
すると別れを切り出されてしまう。
8話 南夢湖(なんむこ)に願いを
不言は幻灯機を自作して陸鳶の機嫌を取る。
二人は元通りの仲良しに。
不言は陸鳶が江都から離れれば、15年後に命を失うこともないと考えて
南夢湖に行くことを提案し、陸鳶の快諾を得る。
南夢湖では願掛けの札を大きな木にかけて願いごとを。
しかし陸鳶は江都でやり残したことが。
皇帝の北伐を止めるために陸鳶と不言は江都に戻る。
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李擁はそれまでの勢力を取り戻すために北烈と手を組もうとしていた。
9話 卵が先か、鶏(にわとり)が先か
鏡花楼に元啓皇帝が現れて、陸鳶は徴兵を阻止する計画を。
ならばよい策を授けてみろと言う元啓皇帝に対して、不言は民を徴兵するよりも、強い軍を作った方がいいいと説く。
それを聞いた元啓皇帝は気を良くして、不言に丞相を任せる。それを影で聞いていた李擁は自分をないがしろにした元啓皇帝に敵意を向ける。
ということは不言の出現で、李擁は国を裏切ったということに?
元啓皇帝は陸鳶に皇后の牌を贈るが、皇后になることを断られてしまう。
陸鳶が身に着けていた玉牌。これはおそらく不言が陸鳶に贈ったものですね。
10話 お元気で
皇宮に帰る馬車の御者が北烈人の趙啓龍だったことに気付いた不言は、後を追いかけて皇后の牌を使って皇宮に入る。
元啓皇帝は意識を失い、不言は心臓マッサージを。そこに李擁がやってくる。
李擁は偽の勅書を出そうとしたところ、元啓皇帝は息を吹き返す。
しかし元啓皇帝は自分のことを子供だと思っている様子。
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隠れて一部始終をみていた不言と陸鳶。
鏡花楼に戻った陸鳶のところに李擁がやってきて、元啓皇帝が正気を失ったことを隠し通すために、皇宮に入り掌宮になるように指示する。
陸鳶は元啓皇帝の命を守り、いつか李擁の悪事を暴くことができるかもと承諾する。
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それを聞いた不言は激怒し陸鳶を止めようとするが、それでも止めることができない。
不言の涙、そして入宮する途中の馬車での陸鳶の涙。
しかし不言は馬車を南夢湖に走らせるが、自分の運命を受け入れるつもりの陸鳶に受け入れてもらえない。
不言は決心が変わらない陸鳶のために一緒に皇宮に入ることを決意する。
そこに雷が。不言は現代に戻る。
11話 私を待つ人がいる
雷に打たれた沈不言は現代に戻り、救急車の中でAEDを受けていた。
陸鳶を残したまま離れるのが辛く、救急車を降りてあの玉牌を探す。
玉牌を見つけた不言は倒れ込んでしまい、次に目を覚ましたときに18歳の陸鳶と出会う。
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陸鳶の一家は牧監の奴婢として主に虐げられて過ごしていた。
不言は残された時間をつかって陸鳶に知恵を授けようと授業を始める。
12話 最後の授業
授業は最後のひとつを残すだけとなった。
そんなとき、陸時は主である牧監の息子を怒らせて罰せられていると知らせが入る。
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この騒動の責任を取るとして、牧監の息子と婚姻すると言いだした陸鳶。
そして牧監の屋敷に迎えられる。
街に出たすきに侍女をまいて節度史府に行き、軍馬事件の真相を訴える。
節度史は李擁。
ここで出会うんだ!
牧監の屋敷から物証を盗んで李擁に手渡す。
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最後の授業は「断捨離」。もう会えないだろうという言葉を残して不言は去っていく。
しかし遠くから陸鳶を見守っていた不言は倒れてしまう。
陸家に連れて帰られた不言は寝言で「元啓の変」と言う。
13話 おやすみ、さよなら
出会えたことを幸福だと言った陸鳶の言葉に、残りの時間を穏やかに一緒に暮らすことを選択した不言。
不言は「あの」玉牌を手放し、箜篌(くご)を陸鳶に買って贈る。
しかし、陸鳶は玉牌を買い戻す。
・やっぱり運慶の玉牌!
陸鳶は李擁に呼ばれて、北烈へ間者として潜入することに。
不言に別れを告げるが、それっきりに。
14話 終わりと始まり
現代に戻ってきた不言は南夢湖へ。
あの1話のシーンは南夢湖だったんだ!
自分の行動に意味があったのかと自問する不言。
そこに玉佩を渡した露店のおばあさんがやってくる。
玉佩は先祖代々、沈不言に渡すようにと言い伝えられたものだったという。
うわー、そういう展開か!
おばあさんは、陸鳶は元啓の変で〇んだのではなく、策略のうちだったと伝える。陸鳶は防衛図をすり替えていた。
李擁は北烈を裏切ったとして〇されてしまう。
しかし李擁は晟(せい)国の功臣となる!
不言の書いた本の元啓の変は元の記述に戻っていた。そして陸鳶は養子・楚同裳によって粛正される。
おばあさんは、楚同裳の子孫。
ではなぜ楚同裳は陸鳶を粛正しなければならなかったのか。
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そこに南夢湖で九国時代の古い墓が見つかったというニュースが。
陸鳶の墓。そして一緒に妖后の汚名をそそぐ勅書も見つかる。
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陸鳶は国が疲弊した理由付けが必要として、民の望み通り自分が〇ぬことを選ぶ。
そして後の世で自分の汚名をそそいでくれる人が現れることを望む。
それが不言だったということ!
陸鳶は弦の切れた箜篌(くご)を自分の墓に入れ、不言への愛を伝える。
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不言は幼い陸鳶に出会う。
ここから縁が繋がっていたってこと?
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