夢華録(むかろく)のキャストや相関図について知りたいですか。あらすじネタバレ感想や結末についても気になるところです。
本記事では夢華録(むかろく)のキャストや相関図あらすじネタバレ感想結末についてご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
中国ドラマ「夢華録(むかろく)」は現在のところWOWOWだけで放送しています。ぜひWOWOWにご加入いただき夢華録(むかろく)を楽しんでいただければと思います。またWOWOWオンデマンドでは1話から無料配信をしています。
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Contents
- 1 夢華録(むかろく)のキャストは?
- 2 夢華録(むかろく)の相関図は?
- 3 夢華録(むかろく)のあらすじは?
- 4 夢華録(むかろく)の見どころは?
- 5 夢華録(むかろく)のネタバレ感想は?
- 6 1話 銭塘(せんとう)の趙(ちょう)氏茶舗
- 7 2 許婚(いいなずけ)の心変わり
- 8 3話 お尋ね者
- 9 4話 救出大作戦
- 10 5話 傾蓋(けいがい)の知己
- 11 6話 眠らぬ都
- 12 7話 父の愛
- 13 8話 3つの条件
- 14 9話 勝負の賽(さい)の目
- 15 10話 私たちの歩む道
- 16 11話 苦肉の策
- 17 12話 東京(とうけい)の茶坊
- 18 13話 女子(おなご)の商い
- 19 14話 恋心と憂い
- 20 15話 危機一髪
- 21 16話 闘茶
- 22 17話 差し出された花
- 23 18話 災い転じて福となす
- 24 19話 “帽妖(ぼうよう)”現る
- 25 20話 ある王妃の物語
- 26 21話 ただ一つの希望の光
- 27 22話 疑念
- 28 23話 琵琶を剣に
- 29 24話 “帽妖(ぼうよう)”再び
- 30 25話 命の危機
- 31 26話 鉄の掟(おきて)
- 32 27話 危うい取り引き
- 33 28話 すれ違い
- 34 29話 屈辱
- 35 30話 女の底力
- 36 31話 意外な救世主
- 37 32話 顔の見えない再会
- 38 33話 花月宴
- 39 34話 皇帝の苦悩
- 40 35話 隣家の秘密
- 41 36話 黄色い花に託す想い
- 42 37話 募る憎しみ
- 43 38話 背後に潜む者
- 44 39話 決死の直訴
- 45 夢華録(むかろく)の結末は?40話 それぞれの願い
- 46 リウ・イーフェイ出演のドラマ紹介
- 47 チェン・シャオ出演のドラマ紹介
- 48 夢華録(むかろく)の視聴方法は?
夢華録(むかろく)のキャストは?
夢華録(むかろく)のキャストは誰なのでしょうか。調べたところ以下のようになっていました。
- リウ・イーフェイ
- チェン・シャオ
2020年のディズニー映画『ムーラン』で主演を務めた国際派女優リウ・イーフェイと「月に咲く花の如く」で高い演技力を見せ大作への出演が続くチェン・シャオが共演します。
リウ・イーフェイ
リウ・イーフェイさんはどのような女優さんなのでしょうか。プライベートが気になるので調べてみました。
夢華録(むかろく)の相関図は?
夢華録(むかろく)のあらすじは?
時代は北宋。杭州で茶坊を営む趙フン児(リウ・イーフェイ)は、夫に捨てられ息子も取られて絶望していた親友の孫三娘(リウ・イエン)と都に向かう途中、妹のようにかわいがってきた宋引章(リン・ユン)が駆け落ちして結婚した後にひどい目に遭っていると知り助けに向かう。そこで思いがけず彼女たちの頼もしい味方となってくれたのが、成り行きで道連れとなっていた皇城司の指揮使・顧千帆(チェン・シャオ)。彼はある事件を調べるうちに敵の罠にはまり追われる身となっていたが……。
https://www.wowow.co.jp/detail/184130/001/01
夢華録(むかろく)の見どころは?
歴代記録を塗り替え大ヒット!逆境に負けず運命を切り開くヒロインと、冷酷に見えて心優しい宮廷秘密警察のエリート。史上最も美しく心揺さぶる、ロマンス時代劇大作。
2022年夏、本国で配信が始まるとたちまち話題となり大ヒットを記録した中国時代劇を、WOWOWが独占放送・配信する!「夢華録(むかろく)」は、中国での1話当たりの再生数が1億4270万超(Tencent Video独占配信ドラマ歴代1位)を記録し、レビューサイトDoubanの平均評点が驚異の8.8(2022年6月6日時点)をマークした2022年の中国ドラマを代表する作品。
https://www.wowow.co.jp/detail/184130/001/01
主演は、2020年のディズニー映画『ムーラン』で主演を務めた国際派女優リウ・イーフェイ、共演は「月に咲く花の如く」で高い演技力を見せ大作への出演が続くチェン・シャオ。実力派の2人が、惹かれ合いながらも恋に踏み出せない繊細な男女の関係をみごとに演じる。また本作は、逆境を力強く生きる女性たちのサクセスストーリーとしても大きな共感と感動を呼んだ。リウ・イーフェイ演じるヒロインは官僚の家に生まれながら没落し芸妓になった過去を持つが、同じように苦境に立つ仲間たちと手を取り合い運命を切り開いていく。
最終話の配信直後には「夢華録2周目」というタグがSNS上を席巻!「何度も見たくなるほど面白い」と評価された名作だ。
夢華録(むかろく)のネタバレ感想は?
1話 銭塘(せんとう)の趙(ちょう)氏茶舗
中国の北宋の時代。都の東京の皇城司では反皇后派の尋問が行われていた。
指揮を取るのは“生き閻魔”と恐れられている顧千帆。皇后の不義に関わる絵を求めて杭州・銭塘(せんとう)へ向かう。
>>リウイーフェイは結婚してる?学歴等プロフィールと出演映画ドラマは?
中国の江南地方についてもっと詳しく知りたい方はこちらのドラマもおすすめです。「清越坊の女たち~当家主母~」は江南の蘇州を舞台に、緙絲(こくし)というつづれ織りの工房・清越坊を舞台とした中国の清朝時代のドラマ。水の蘇州独特の風物がドラマに織り込まれていて見ているだけで当時の蘇州にタイムトラベルしたような感じがしてしまいますよ。また彼女たちが身に着けている衣装は一見の価値あり!緙絲(こくし)や繊細な刺繍技術をつかってドラマの価値を何倍にも格上げしています。
>>清越坊の女たちキャスト相関図は?あらすじネタバレ感想を結末まで!
顧千帆は賈江を連れて趙盼児が営む趙氏茶舗へ。例の絵「夜宴図」は両浙路転運判官の楊知遠が持っていると聞く。そこに賊がやってきて・・・
趙盼児は顧千帆が皇城司の者であると知ると、14年前の記憶が蘇る。
顧千帆は趙盼児の立ち居振る舞いから過去に芸妓だったことを言い当てられ、悔しい思いをするがまっとうに生きてきたと主張する。
宋引章が出会ったばかりの周舎を連れてやってきて姉代わりの趙盼児に婚姻の許可をもらおうとする。趙盼児は周舎が遊び人だと言い当て、婚姻を認めない。しかし宋引章と周舎は駆け落ちしてしまう。
趙盼児は両浙路転運判官・楊知遠を頼り楊府へ。
同じころ、楊府に顧千帆が押し入り絵を探す。騒ぎ立てる楊知遠に顧千帆は「予言」という文字を指で書く。そして捕らえるのは仁和の衛知県だと言う。楊夫人がやってきて顧千帆のことをなじる。
予言とはいったい?
これからこのドラマのテーマになりそうな「予言」について考察してみたいと思います。皇后の不義が書かれた「夜宴図」を探している顧千帆は楊知遠に「予言」にまつわることだと伝えます。そこに現れた楊夫人に楊知遠は「予言」のことで顧千帆がやってきたと言います。
では「予言」とは一体なんのことでしょうか。今の段階では何とも言えないところ。これだけの情報で判断するのは難しいところですが、私は皇后が皇帝になるという予言ではないかと思います。
つまり、夫の皇帝がなくなり皇后が息子を皇帝としますが、皇帝が幼いため垂簾政治を開始します。これで済めばいいのですが、皇后がもし野心を燃やせば皇后自身が皇帝となることもあり得ます。そのような予言が以前、どこかで成されたということではないでしょうか。
皇后自身が皇帝の位に就いたのは唐の時代の武后です。物語の最初に武后の名前も出ていました。
この話で思い出すのがドラマ「大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~」です。主人公は劉娥(りゅうが)という女性で、趙恒(真宗)に愛されて平民から皇后、皇太后まで上り詰めた人物です。趙恒がなくなった後に皇后は息子を即位させて垂簾政治をはじめます。女子が政治に口を出すなんてと朝臣から言われ続けますが、息子を守るために参政します。
劉娥は皇帝になるのではないかという憶測も流れますが、息子の皇帝が成人すると政権を返上します。しかし先になくなった夫・趙恒は劉娥が皇位簒奪するのではないかと心配し、遺旨を残していました。それには「もし劉娥が政権を返上しなければこの遺旨をもって劉娥を退かせるように」と書いてありました。愛し合っていた夫婦ですが、それでも不安は払拭できず遺旨をのこした趙恒とそれを読んだ劉娥のやるせなさが心に染みたドラマでした。
ドラマ「大宋宮詞 ~愛と策謀の宮廷絵巻~」はこちらです。
>>大宋宮詞キャスト相関図は?全話あらすじネタバレ感想を結末まで!
また別の可能性についても書いておきましょう。それは物語の最初に「皇后は貞節を失い」ということなので皇后が不義を働いたということを言っています。これも予言に関わることですよね。ということは不義の子が生まれて、その皇子が即位すれば王朝は趙氏から別の氏に変わります。そのあたりのことが予言なのではないかと思います。
この二つのことから考えると広い意味での予言は「易姓革命」がおこることを意味しているのではないでしょうか。
狭い意味では皇后が即位することか、不義の子が即位するということではないかと思います。
そしてこの予言を実現しないために皇城司という秘密警察は組織したのでしょう。
2 許婚(いいなずけ)の心変わり
楽営への口利きを頼みに楊府へ行った趙フン児。そこで顧千帆が「夜宴図の真作を出せ」と楊知遠を脅しているところを目撃。すると外に大勢の刺客が現れ、その場にいるものを惨○し火を放つ。千帆は刺客の正体が禁軍だと知る。
フン児と千帆は池の中に身を隠し難を逃れた。
翌朝、茶舗に戻ると欧陽旭の下僕・叔徳が待っていた。聞くと科挙で探花(三番目の合格者)となった欧陽旭は官吏の娘と結婚するという。
虚江県役所にやってきた千帆は賈江の○体から銭塘と刻印された矢じりを見つける。楊知遠の屋敷を狙ったのは鄭青田。市舶司を調べていた楊知遠を快く思っていなかった様子。矢じりを調べれば出所がわかるため、千帆を全力で探す。
フン児は東京にいる欧陽に真偽を確かめようとし、途中で会った千帆とともに船に乗り込む。フン児は千帆の懐から報告書を見つけ、楊知遠が持っている絵は贋作だと言い張ったのは楊知遠をかばいたかったからだと知る。
夢の中で父を追いかける千帆。
フン児は許嫁・欧陽への恨み言を千帆にぶつけてしまう。
船から外を眺めていると孫三娘が流木に引っかかり漂っていた。
3話 お尋ね者
趙盼児は船上から流木に引っかかっている女子が孫三娘だと知り飛び込もうとする。そこに顧千帆が川に飛び込み、三娘を無事救出。
盼児は船頭に千帆の存在を気付かれ、ある嘘をつく。千帆は高級官僚の息子で自分は子供を身ごもっていると。しかし悪い者に追われているから母子ともに危険だとも。三娘は夫と息子が行った仕打ちを一通り話したあと興奮して放心状態になってしまう。
一方、鄭青田は賄賂を渡す準備に忙しい。秀州・王知州が顧千帆を捕らることを期待していた。
三娘を医者に診せるため盼児らは嘉興県で下船する。街の各所で人相書きが張られ千帆は追われる。盼児に馬車で先に行くように言い、千帆は追手を始末。戻ってきた盼児と無事に会うことができる。
千帆は都に戻るための任命書を見せて高級旅館に泊る。千帆は三娘にハリを刺しうっ血を取り除く。気が付いた三娘は千帆を悪人だと誤解して花瓶で千帆の頭を殴って気絶させてしまう。
華亭県では周舎が宋引章にDVを働いていた。街で偶然、引章の侍女と再会した盼児は引章を助けようとする。
助け出すためのお金を千帆の貸してほしいと頼むが断られる。では自分の持っている「夜宴図」と交換ではどうかと提案する。
「夜宴図」
不思議なことに「夜宴図」の本物は盼児が持っていたんですね。これから「夜宴図」は千帆の手に?
いい感じの二人
今回、千帆と盼児がいい感じになってきました。街で盼児が見ていないところで千帆は簪を買ったんですよ。いつか盼児に渡す日が来るのでしょうか。
黒幕は誰?
千帆は本名を使って宿を借りることで近くの皇城司駐留所に知らせを送りました。しかし千帆を助けに来るものはありませんでした。ということは皇城司に圧力をかけられる大物が黒幕なのではないかと推測されます。
犬猿の仲が
盼児は楊通判を襲ったのは寧海軍の都頭、でも今回は秀州兵馬都監の配下。呉越の時代から犬猿の仲の両者。手配書を出した銭塘知県・鄭青田が怪しいと言ってのけます。そして千帆のことを海賊と断定したこともオカシイと。かなりの洞察力。盼児はただモノではなさそうです。
4話 救出大作戦
趙盼児は周舎にDVを繰り返されている宋引章を救うために「夜宴図」と交換に顧千帆から金を借りる。
二人は東京での再会を誓って別々の道に。千帆は途中、寧海軍の都頭・魏為に遭遇するもうまくやり過ごす。
千帆は東京出身の下級官吏・陳廉と出会い軍の中にかくまってもらい、城外に逃げ出すことに成功する。陳廉は千帆が皇城司の指揮使だと分かると皇城司に入りたいと志願する。
廃屋にて陳廉と話をしていると例の簪を落とす。そして陳廉から南洋の珊瑚が安く取引されていると聞く。これで皇帝からの勅命を思い出した千帆。
陳廉とともに帳簿に記されない船を調べまわる千帆。役人を見かけたので捕らえてみると魏為だった。魏為はすべては鄭青田の指示でやっただけと言い、通じている朝臣や通じている皇城司は知らないと言う。この件が明るみにでないように鄭青田は大金を使って命を守る。
千帆は以前、皇城司で司使・雷敬と于中全が密かに会話をしていた内容を思い出す。皇帝が日に日に弱り、今後は皇后の勢力が大きくなるだろうと予想されていた。そのため皇后の秘密が書かれている「夜宴図」について上手く処理できれば皇后の腹心になれることは間違いない。
千帆は親友の秀州の皇城司駐留所・万奇を訪ねる。
5話 傾蓋(けいがい)の知己
顧千帆は東京行きを援助してもらうため親友の秀州の皇城司駐留所・万奇を訪ねる。しかし万奇は皇城司の司使・雷敬の命に逆らうことができず毒酒と刺客を用意する。千帆は万奇を○し華亭県に向かう。
香雲楼では周舎が自分に好意をむけるよう趙盼児は奮闘。戯れたあとに周舎に触られた手などを何度も洗う。そこに千帆がやってきて一緒に酒を飲む。二人は本心を打ち明け、盼児は千帆のことを傾蓋(けいがい)の知己と呼ぶ。しかし千帆は盼児に気がある様子で。
千帆は蘇州へ。使相・蕭欽言の屋敷へ。
周舎は宋引章に離縁を申し出るが、引章に罵倒され叩かれてしまう。そんな中、屋敷から火が出て外部の者と見せかけた盼児の手下が入り込み消火しつつ事態を大きくする。翌朝、周舎は屋敷に盼児を呼び、離縁状を書く。しかし盼児と引章の罠だったと知り、捕らえて裁判を。
周舎は盼児の罪を並びたてるが、盼児は誣告だと言い張る。証拠の離縁状を周舎は口に入れて食べてしまう。
6話 眠らぬ都
周舎が食べてしまった離縁状は偽物。本物は趙盼児が持っていた。物証を突きつけられた周舎だったが軽い罪を言い渡される。盼児は杖刑に。刑執行の札が投げされ、札が落ちるのを阻止した男が。雨が降る中、盼児が顔をあげるとそこには顧千帆の姿が。と思ったら陳廉だった。
知州・許永がやってきて裁判はやり直し。今度は周舎に重刑が言い渡される。盼児は群衆の中に千帆を見つけ感謝する。
盼児が怖がっていることを見抜いた千帆は東京ではくれぐれも慎重に動くように忠告し去っていく。
蕭欽言は銭塘県に来ていた。銭塘知県・鄭青田が面会すると息子・顧千帆を○そうとしたことで蕭欽言は怒り、自○するように迫る。
南洋との不正取引は摘発される。
盼児は孫三娘、宋引章とともに東京へ、疲労がたまり盼児は街中で倒れてしまう。
穀雨の前日、目を覚ました盼児は高観察の屋敷へ。扉の前で欧陽旭と再会する。
茶房に場所を変えて、欧陽旭は高家の娘を娶ったあとに盼児を娶ると言う。
蕭欽言と顧千帆の会話から推測するに・・・
蕭欽言と顧千帆の会話から親子関係が少し解読できるかなって思いました。顧千帆は蕭欽言の長男。そして蕭欽言は寒門の出て妻の顧氏は武家の名門。千帆はその血を次いで文官ではなく武官として生きたいようで皇城司に入ることにこだわりました。
蕭欽言と顧千帆の母が上手くいかなくなたのは歌妓のせいのようですが、蕭欽言は否定しています。このあたりの真相はまだ分かりません。
蕭欽言には顧千帆の他に息子がいますが、蕭欽言に言わせると「おまえには及ばない」ということで顧千帆の才気をうれしく思い、自分の後継にしようと考えていることがわかります。
ただ蕭欽言と顧千帆は姓が違いますので、蕭欽言と顧千帆の母は離婚したってことなんでしょうか。欽言は顧千帆の母のことを淑娘と呼び、天に向かって叫んでいました。そうなると顧千帆の母はなくなっているということなんでしょうか。
7話 父の愛
欧陽旭と再会を果たした趙盼児。愛は変わらぬものの、高官の娘との結婚を破談にできないとして盼児を側室として迎えると言う欧陽旭。それに腹を立てた盼児は別れを告げる。宿に戻ってきた盼児は倒れ込んでしまう。
目覚めた盼児のところに欧陽旭の友達・杜長風がやってきて妾になるだけでも幸せだと言う。しかし怒った孫三娘は皆の前で長風を川に突き落としてしまう。それを見つけた東京十二商業組合の会頭・池蟠は長風を助ける。
欧陽旭の元に高慧が訪ねてきて叔母・賢妃からの墨を届ける。
蘇州の蕭府にて、顧千帆は父・蕭欽言と家職の話を立ち聞きし、欽言が陰で自分を支えようとしていることを知る。
皇城司の雷敬は 欽言がなぜ千帆を助けたのか訝しげに思っていた。
欽言は雷敬に贈り物をし、手紙を届けさせる。
虐げられている女性たちへの応援ドラマ
このドラマが女性たちから支持される理由は、主人公を含む三人の女性と自分の境遇を重ねて共感を得ているという点でしょう。時代は違いますがまだまだ現代でも女性ということが理由で虐げられていると感じている人が多いと言うことなんでしょうね。
性差別というのは人類の永遠のテーマ。盼児が生きた北宋の時代よりも現代はジェンダーフリーが進んでいますが、それでも差別を受けていると考えている女性が多いってことなんですよね。
高慧の言葉の意味は?
高慧の口から皇太子が病のため欧陽旭と高慧の婚儀は延期。さらに皇太子は皇后の実子ではないという話が出てきました。ということはまだ盼児にもチャンスがあるのでしょうか。また皇太子は誰の子供なのかも気になるところです。
欧陽旭役のシュー・ハイチャオの他の出演ドラマは?
欧陽旭役のシュー・ハイチャオ。イケメンですね。でもどこかで見た顔だよな~~って思っていたら「清越坊の女たち」の任雪堂でした。丁度いま、衛生劇場で放送中のドラマです。そちらでは、正妻も頭が上がらず、さらに幼なじみの想い人を探しだし妾にするという優柔不断な男を演じています。でも「夢華録」の欧陽旭も高官の高家の娘との縁談を断ることができず、趙盼児との愛も捨てることができず・・・という優柔不断な男を演じています。なんだか共通点があるって感じがしましたので、「清越坊の女たち」が気になる方はぜひご覧ください。
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「清越坊の女たち」のあらすじネタバレ、感想はこちら
清越坊の女たちキャスト相関図は?あらすじネタバレ感想を結末まで!
8話 3つの条件
高慧から想い人の存在を指摘された欧陽旭は動揺する。過去に欧陽旭との婚姻を望んだ娘は皆、不幸な事故にあったことから高慧の仕業だと推測する欧陽旭。欧陽旭は趙盼児を守るためにわざと怒らせて去らせたことを杜長風に告げる。
趙盼児は欧陽旭が描いた自分の絵を焼き捨て欧陽旭宅を訪ねる。盼児は婚約解消を受け入れる変わりに「解消書の作成」「宋引章の脱籍」「夜宴図の返却」を欧陽旭に飲ませる。夜宴図は柯宰相に贈ってしまい返却できなく途方に暮れる欧陽旭。
徳さんが帰ってきて入れ知恵をされた欧陽旭は盼児を家に入れない。盼児は顧千帆が言った「この世には試練に耐えられぬ者もいる」という言葉を噛みしめていた。
「この世には試練に耐えられぬ者もいる」というセリフの意味が深い!
東京に向かう船の中で、千帆は欧陽旭が心変わりしているのではないかと考え、盼児を心配していました。「もし心変わりしても後悔しないと断言できるのか」と問う千帆に「後悔しない」と答える盼児でしたが、本当は自信がなかったのだとか。そして皇城司の獄で多くの人を見てきた千帆は次に「この世には試練に耐えられぬ者もいる」という言葉を言います。世の中の多くの人は試練に耐えられないと断言しているということです。つまり欧陽旭も例外ではないと。
千帆は盼児を慰めるためにこの言葉を使ったのだと思いますが、皇城司の指揮が言うと重みが違いますよね。さらに千帆は自分自身を「試練に耐えられない者にならない」と決めているということでしょう。千帆は強い人物ですよね。
盼児は欧陽旭との幸せな婚姻を望みましたが、これが打ち砕かれた今、千帆の言葉が痛いほど身に染みているってことですね。千帆は盼児の出自をはじめこそ侮辱しましたが、盼児のことを知るうちに惹かれていきます。そして出自は関係ないと。こういう芯のある強さを持った男のほうが盼児に似合うって感じがしますよね。
9話 勝負の賽(さい)の目
顧千帆と陳廉は江南で鄭青田の事件の後処理に追われていた。東京に帰ることができる目途が立ち、千帆は陳廉に東京からの知らせを受け取るが、趙盼児に関する情報はない。心配になる千帆。
東京では趙盼児に恥をかかされた池蟠が趙盼児の宿を探し当てて乗り込んでくる。そこには琵琶を弾く宋引章が。引章ともみ合いになった池蟠は琵琶で舌を傷つけられてしまう。
そこで三局で勝負をすることに。一局目は対句で池蟠が勝ち、二局目は刀法孫三娘が勝ち、三局目はさいころ勝負で盼児が勝つ。そのため盼児は池蟠の部下を自分のために働かせる。
盼児は千帆との約束を思い出し、王記鉄舗へ。しかし旗は紺色で千帆が戻ってきていないことを示していた。
雨の演出が素晴らしい
今回は中盤から雨。雨を眺めながら三人はお酒を飲みます。以前の回では銭塘の盼児のお店でも雨が降っていました。江南という地域なので雨が多いのかなって思って、雨が多い地域という演出だったのだと思いました。
でも今回は東京でも雨。ということで雨を降らせる演出が上手なドラマなんだなって思いました。雨が降っていると風情が出ますので、いい雰囲気を出すことができますね。
ノウゼンカズラ
季節は夏ということで、欧陽旭の家の門の上にノウゼンカズラのオレンジ色の花が咲いています。こういう細かな演出もしっかりされていていいなって思いますよね。
宋引章も顧千帆を恋しく思う
宋引章も趙盼児と同じように、顧千帆がいてくれたらと思います。そして顧千帆が高官だと思い出し、彼なら自分の身分を変えることも簡単なのでは・・・と考えます。もしそうなれば彼のためにどんなことだってすると思います。ということは、宋引章は顧千帆のことを慕い始めたということなんでしょうか。
10話 私たちの歩む道
孫三娘は宿の厨房を借りて池蟠の配下のために菓子を作ると宿の女将に気に入られてしまう。厨房で腕前を披露する三娘は宿の料理人になるように勧誘される。
街に一人で出かけた宋引章は東京一の名妓・張好好の練り歩きを目撃する。
そんな中、宿に好好がやってきて二人は手合わせを。
引章が楽妓という身分を卑下していることを知った好好は「もっと自信を持つように」と言います。
欧陽の屋敷の前での抗議をしている趙盼児らの前に官吏が現われる。騒ぎに気付いた欧陽旭が駆けつけるが三人の女性は暴行される。欧陽旭は盼児に都を去るように言う。
都を追われた三人は顧千帆に出会う。千帆は心配になったがわざと盼児を煽る言葉を吐く。千帆に連れられて都に戻る三人。そして医館により傷の手当てを受ける。
盼児は自分を追い詰めた官吏から欧陽旭の指示だったと証文を書かせる。三人は陳廉が用意した家に住むことに。母屋には先に千帆がいて三人の話をすべて聞いていた。
友人の言葉に助けられる盼児
今まで盼児が三娘と引章を率いてきたようですが、ここで二人の言葉に助けられる盼児。友っていいですね。三娘は調理人として東京で商売したいと願います。引章は楽妓としての自信を取り戻し、張好好のような楽妓になりたいと思います。。自立を決意した二人のシーンがとてもよかったです。
楽妓とは?
楽妓は賤民という身分ですが、自分の腕前で自分を養うことができますし、文人(詩人の柳九のような人たち)や高官も敬意を示してくれます。その辺にいる女妓のように体を売る必要もなく、華やかに自分の好きなように装うこともできますし、使用人もつけることができます。そして良家の子女のような不自由さはありません。認められれば皇帝・皇后にも謁見することができます。
有名になれば・・・という前提ですが、まあそれだけ、楽妓は女性としての教養や歌舞、楽器演奏などを教えられているんでしょうね。楽妓というのは日本で言う舞妓や芸妓のような存在なんでしょうか。
11話 苦肉の策
陳廉の家族が所有する屋敷に身を寄せた趙盼児ら。顧千帆は江南料理を届けさせ、気を使っている様子。
盼児は再び欧陽旭へ「夜宴図」を3日以内に返すよう催促する。
欧陽旭は聖旨を伝えに来た伝令官に賄賂を渡し、皇帝についての情報を引き出す。初めての謁見で皇帝に気に入られ西京で道観を管理する職を得る。
千帆は鄭青田の事件を解決したことで昇進する。
勝手に仕官先を決めたことで許婚の高慧の父・高鵠は激怒し破談を宣言する。
欧陽旭が都に戻ってくることを見越して盼児らは東京で店を開いて待つことに。
「裏切りはしない」の意味とは?
高慧に契りを結んだときにもらった玉佩を返しに行った欧陽旭。そして「裏切りはしない」と言い残します。ということは欧陽旭は高慧との縁談を望んでいるということでしょうか。欧陽旭は高慧のことは好きではなかったはず。でも盼児に嫌われてしまい、嫌がらせをされて盼児のことを嫌いになったよう。それならば高慧を娶ったほうがいいと考えたのでしょうか。
あとは権力への執着ですね。探花とは科挙で3番目に優秀な人物です。猛勉強して科挙に受かったにも関わらず地方に下ることになる自分を卑下していることと、こんなことはすべて盼児が原因だと盼児を恨む気持ちがあるのでしょう。本当は自分がやってきたことの結果なんですけどね。
12話 東京(とうけい)の茶坊
斉牧が顧千帆の元を訪れる。千帆は雷敬と江南の役人が結託した証拠を見せるが、まだ手を下すべきではないと諭される。
都を出る欧陽旭は五品以上が着ることを許される緋色の衣をまとった千帆を目撃。
顧千帆は昇進したことで仕事が増え、趙盼児らの世話と欧陽旭の動向を探ることを陳廉にまかせっきりに。盼児らは秘密裡に茶房をオープンさせる。何四のおかげで店は満席。
茶房のことを知った千帆は盼児に商いをやめるように説得するが、聞く耳を持たない盼児。
宋引章は盼児らの役に立ちたいと考えて、琵琶を片手に教坊へ移籍する。
「数千回、数万回でも貸す」の意味
盼児のことが心配な千帆はどうにかして商売をやめさせようとする。銭がなくては生きていけないと言う盼児に対して、金を貸すと言い張る千帆。「数千回、数万回でも貸すの?」という盼児に「数千回、数万回でも貸す」と答える千帆。
このやりとりエスカレートしてしまいましたが、千帆は盼児のことが心配ってことですね。でも反対に千帆のお金で盼児らが生活していたら、それこそ盼児は側女のようですね。こういう屈辱には耐えられない盼児ですから、お金のことはきっちりしたいと思ったようです。
そして最後には1ヵ月後に店が繁盛しているか賭けることになりました。では1ヵ月後、どうなっているのでしょうか。やはり盼児のお店は繁盛しているってことでしょうか。
13話 女子(おなご)の商い
東京の教坊司を訪れ、教官としての仕事を得る宋引章。そこで沈如琢という男に出会う。帰宅する輿に付きまとう沈如琢を遠ざける引章。
顧千帆(こせんはん)は遼人を○問にかけると起居舎人の石泉(御史中丞・斉牧の婿)と結託したと自白する。
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捕らえた者に「生き閻魔(えんま)」と言われたことで過去の出来事を思い出す千帆。
開店したばかりの趙盼児(ちょうふんじ)の店は客足が振るわない。千帆にその理由を聞く盼児。賭けの期間を1ヵ月伸ばした千帆に、その間に利益をあげてみせると意気込む盼児。
盼児は店のコンセプトを新しいものに庶民と文人が来る空間を別々にし、提供する茶や菓子も別のものにしたらいいと提案する。
皇后派と清流派
皇后派は顧千帆の実の父・蕭欽言、清流派は御史中丞・斉牧で顧千帆がおじ上と呼んでいた人物。ということは顧千帆は清流派に属しているけれども、実の父から皇后派に誘われているということですね。顧千帆の立場は微妙。だから皇城司に入ることを決意したのでしょうか。このドラマでは顧千帆がなぜ皇城司に入ることを選んだのかが描かれていませんよね。
父の蕭家と母の実家の顧家には確執があったのでしょうか。それぞれの家は互いに快く思っていない様子ですね。
複雑な事情があったと推測されますが、いったいどうしてなんでしょうか。この辺りもそのうちネタバレされるのではないかと思います。
気になる人物「于中全」
はじめの回からチョロチョロ出てきている于中全という人物。気になりますね。千帆のことを嫌っている皇城司の人間。こんな出方をする人物ってこれからドラマで大きな役割をすることになるので、注目の人物です。いったいどんな役回りを演じることになるのでしょうか。
気になる人物「沈如琢」
次に気になるのが引章が教坊司で出会った沈如琢という人物。千帆はいいところのお坊ちゃんだから安心するようにって言っていました。ということは清廉な人物なのでしょうか。そうなると引章は警戒する必要はないってこと?如琢とうまくいけばいいなって思いますよね。
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14話 恋心と憂い
趙盼児(ちょうふんじ)、孫三娘、宋引章はそれぞれの強みを生かすことで店を盛り立てようと決意する。
オープン当日、多くの文人が集まり、灯籠に描かれた美人画や詩の意味を探ったり、香の香りに酔いしれた客に盼児は新しい店の名「半遮面」を発表し開店。引章は2階で琵琶を弾き、盼児は高級茶を淹れ、三娘は上品な菓子を作り高級店として全面に売り出す。
張好好の元へ行き、妓楼に菓子を提供したいと提案する盼児。張好好からの開店祝いの茶器を受け取って店に戻る途中、顧千帆に出くわす盼児。
盼児の様子が変だと気が付いた孫三娘。自分が千帆のことが好きだと気が付いた盼児は涙を流す。千帆の「ついては離れる」様子に翻弄されている様子。三娘は千帆の愛は本物だと言う。しかし千帆は身分の高い人間なので自分はわきまえなければいけないと考える盼児。
于中全は蕭府を訪ね蕭欽言の息子・蕭謂と手を組み千帆を倒す行動に出る。
恋に悩み涙する盼児と、盼児に翻弄されてしまう千帆の様子をもう一度見たいならWOWOW!WOWOWオンデマンドなら夢華録を1話からアーカイブ配信しています。↓ ↓ ↓ ↓
恋心
盼児は多くの女子のように若いうちだけちやほやされて容貌が衰えてから男に「君を憐れんだだけ」と言われるのが怖いのだそう。確かにそうですが、千帆の愛は違うと思いますけどね~。欧陽旭に傷づけられたので慎重なっているのでしょうね。男に頼らずに生きていきたいと思っているみたい。
視聴者は千帆のほうが盼児の言動に振り回されていると思っていましたが、盼児も千帆の言動に振り回されていたってことですね。千帆は正直な人物なので盼児に対して耳の痛いこともしっかりと言ってしまう。でも好意を寄せているようなことをするし、言葉も言う。そうなると千帆の気持ちが読めないし気持ちもソワソワしてしまいますよね。
また相手は高官なのでそこもネックになるところ。盼児は良民になったとしても賤民だった過去は消せない。そんな自分を千帆が選ぶはずはないと。だから盼児のことは遊びなんだと思うしかないみたい。そうしないと自分のプライドも保てないし、欧陽旭に捨てられたようにまた捨てられるかも知れないと考えたら、千帆のことを信じるのが怖いんでしょね。
一度、男に捨てられた女性だったらその気持ちはすごくわかる!まさに宋引章が沈如琢のことを遠ざけているのと同じですよね。ただ男には2種類あって、信頼できる人とそうでない人がいます。たまたま信頼できない男に捨てられてしまった盼児ですが、千帆はそういう人物ではないと思うんですよね。本物の愛を感じます。
だから思い切って千帆の胸に飛び込んでもらいたいなって思います。また引章についてもそうですね。周舎からひどい目に会いましたが、世の中の男はすべて周舎のような男ではありません。沈如琢は高官の息子ですし、好色家でもないようなので受け入れてもいいんじゃないかって思います。
15話 危機一髪
皇城司の于中全は顧千帆の異母弟・謂と共謀して千帆を陥れるため、他国と密通した罪をなすりつける。趙盼児(ちょうふんじ)は共犯者として捕らえられる。宋引章は盼児を助けようと沈如琢を訪ねる。
事前に手を打っていた趙盼児は証拠を偽物とすり替えていた。于中全が盼児を○そうとしたところに顧千帆と陳廉が現れて盼児を救う。その時、千帆は盼児のことを赤の他人のように扱う。失望を隠しきれない盼児。
皇城司の司使・雷敬を訪ね、于中全を処分するように判断を仰ぐ。
盼児のことが心配な千帆は盼児の住む家で待ち伏せ。しかし盼児から出る言葉はつれない言葉ばかり。千帆はどれだけ心配したかと告げる。
「君が私の弱点だと敵に悟らせないため」知らないふりをしたと言う千帆に対し、盼児は自分と千帆の身分には雲泥の差があると答える。
于中全が謂と密会していたことを知った千帆は実父・使相・蕭欽言を利用して謂を諫める。
沈如琢が店にやってきて他の茶房で「半遮面」と同じ菓子と飲み物を安価で提供していることを聞いた引章は怒って帰宅して、盼児と孫三娘に伝える。
「君が私の弱点だと敵に悟らせないため」
本心を言った千帆が良かったですね。千帆は怒ると自分の気持ちを表現します。こうやって気持ちを告げますが「どんな立場でそんなことを言っているの?」と盼児からそっけない態度で突き返されてしまいました。
そして「お帰り下さい」と言って扉を閉める盼児。声をかけようにも声が出なく、盼児を見つめる千帆。
なんか大人なラブストーリーって感じでいいですよね。盼児は自分をからかうのはいい加減にして欲しいと自分と千帆の間に線を引きました。
この線を乗り越えるためには千帆は盼児を娶るのか、娶らないのかを決めなければなりません。千帆は身分の差を越えて盼児を娶る勇気があるのでしょうか。
16話 闘茶
商売がたきに店の茶菓を真似されたことに怒る宋引章だったが、味はかなり劣ることが分かり安心する趙盼児(ちょうふんじ)。
他の茶房・清茗坊で琵琶を弾いていた娘を連れてきて半遮面で演奏をさせてた盼児。その後に宋引章が同じ曲を弾かせて、引章への弟子入りを仕向けるように計画する。
清茗坊の店主は半遮面に押しかけて、盼児のやり方を非難する。しかし盼児に言い負かされて言葉がでない清茗坊の店主。そして闘茶で勝負をつけることを提案する。
清茗坊の店主は茶葉、使用する水などのこだわりを見せ半遮面は劣勢に見えたが盼児は美しく舞ながら茶をたてる。その様子を外から眺めている顧千帆。
勝者は僅差で半遮面。
17話 差し出された花
夜になり、半遮面の庭でひとり舞を舞う趙盼児(ちょうふんじ)。それを遠くから見ていた顧千帆(こせんはん)は少しずつ近づき、「娶りたい」と言う。盼児はふさわしくないと断るが、千帆はそれでもと言葉を重ねる。
千帆は近くにあった花枝を手折り、盼児に差し出す。躊躇した盼児だったが花を受け取る。抱き合った二人。
半遮面の2階にやってきた沈如琢に冷たい言葉をかける宋引章に対して、沈如琢は誠実に話をする。
蕭謂は千帆が自分の兄弟だと于中全に知らされて探りをいれる。
盼児は皇城司の司使・雷敬と話している千帆が自分とは遊びだと言うのを聞いてしまう。
近く宰相になる蕭欽言をけん制するために息子にボロが出たら捕らえるように千帆に命をだす。
半遮面では客が茶を飲んで倒れる。毒が入っていたと主張する連れの妹。それを見て演技だと見破った盼児。
「私は欧陽旭とは違う」
恋愛に疎く甘い言葉も言えないと言っていた千帆でしたが、この回では盼児への想いを口にしていましたね。甘い言葉にこっちまで気持ちがよくなってしまいました。
すてきな大人の恋愛物語を見せつけられてすごく満足!チェン・シャオの目の動きや照れる表情、困った顔など、色んな表情を見ることができて良かった回でした。
18話 災い転じて福となす
半遮面にやってきて騒動を起こした黒幕は高家の乳母・江氏だと告げる顧千帆(こせんはん)。趙盼児(ちょうふんじ)は「遊びなら、もう構わないで」と言い残して立ち去る。
盼児はこの事件を解決するために監察・高鵠に会いに行く。自分は欧陽旭の許嫁だったと自己紹介する。高鵠を脅すが反対に高鵠に気に入られ妾にされそうに。そこに運よく顧千帆(こせんはん)がやってきて盼児を愚妻と呼び、かばって立ち去る。
その後、二人で話し合う。すぐに疑う盼児に「意外と肝が小さい」と痛いところを突く千帆。そして土地の証文と倉の鍵を渡して立ち去る。
千帆を追う盼児は足をくじいたふりをして千帆に助けてもらう。「今後、裏切りっこなしよ」と言った盼児は千帆に抱き着く。
騒動を起こした少女・葛招娣がやってきて雇って欲しいと言いだす。
夜に店にやってきた千帆はいきなり盼児に口づけし、婚約していたことがあると告げる。
すれ違い
一度、男に捨てられた盼児は千帆のことを信じられないでいます。どんな言葉をかけてもダメなことが分かった千帆は自分の財産を盼児に渡して本気度を示しました。「正式な手順を踏んて正妻に迎えたい」とも言っていました。
たしかに千帆の心はそうなのかもしれませんが、千帆の家族はどう考えるのでしょうか。実父の蕭欽言に特に可愛がられている千帆。千帆の婚姻に蕭欽言が口を出して来たりしないのでしょうか。ここで大きくもめると物語としても面白いですよね。
19話 “帽妖(ぼうよう)”現る
顧千帆(こせんはん)は婚約していたことがあると趙盼児(ちょうふんじ)に伝える。唇を重ねた二人、そしてあのときの簪を渡す。
宋引章は琵琶を聞きたいと言う沈如琢の願いを受けて盛装して金明池へ。猛アプローチを受けた引章は戸惑いながらも意識しはじめる。それを遠くから眺めていた張好好は沈如琢のことを遊び人と言う。
小舟の中で横になりながら、婚姻しても商売を続けたいという盼児に対して、千帆は好きにすればいいと答える。蛍が飛び幻想的な雰囲気。二人はキスを。南方の帽妖(ぼうよう)対峙のためにしばらく会いに来れないと言う。離れがたい二人は名残惜しげに。盼児が求婚を受けたことを知った孫三娘は嬉しがるが複雑な様子。
ある日、高慧が盼児が住む屋敷にやってくる。たくみに屋敷に入り込む高慧。
都では帽妖が現れたと皇城司が動員される。無事を知らせてにきた千帆に食事を作る盼児。疲れていた千帆は寝入ってしまい母に連れられて父の元を去った時の夢を見る。
帽妖は帽子の形をした布に火薬を仕込ませ人を〇していたことが判明。数日前に反皇后派からの皇后に対する予言も広がっていたこともあり、政局と関係がある事件と考えられる。
「官妓として秀でるほど悲惨な人生をたどる」の意味とは?
盼児の母が言っていた言葉。これってどんな意味があるのでしょうか。
20話 ある王妃の物語
趙盼児はその絵が「夜宴図」だと察するが、千帆はただの物語だと言い、この件はすべて忘れるように言う。帰り際、宋引章に見られてしまった千帆は失われた琵琶の楽譜を贈り機嫌を取る。
半遮面にやってきた杜長風は孫三娘の顔を見て、川に突き落とされたときの女子だと知り喧嘩になる。そこに葛招娣が出てきて杜長風を脅し、ナイフで着物を切り取ってしまう。
西京・玉皇山では道士たちに見下されている欧陽旭が都への返り咲きを誓う。
顧千帆は趙フン児に、ある王妃の物語を聞かせる。昔、とある村に美しく才能あふれるが、家が貧しい女子がいた。その女子は早くから芸を売り、身を立て、やがて郡王に見初められて王妃にまで上り詰めた。だがある絵によって出自が低いことを暴かれてしまう。フン児はその絵が「夜宴図」だと察するが、千帆は絵のことも物語も忘れろと言う。一方、過酷な務めに疲弊していた欧陽旭は、道士たちから見下され都へ返り咲くことを誓う。
高家の侍女が先日のお礼にと贈り物を届ける。盼児は高慧が道理が分かる女子と信じて会ってみることを決意する。
21話 ただ一つの希望の光
顧千帆は実父・蕭欽言に呼ばれて深夜に屋敷を訪ねる。宰相に返り咲いた欽言に喜びを述べる千帆に対し、欽言は自分を助けるように言う。千帆は趙盼児(ちょうふんじ)との婚姻を認めて欲しいと言い、渋りながらも千帆の意志を尊重する欽言。
そして帽妖の騒ぎは欽言を陥れる策ではないかと忠告する。
皇帝と皇后が許可を出した欽言の寿宴にて琵琶を披露することになった宋引章。張好好は楽譜を贈った人物が引章の想い人だと察知して、東京の男は一筋縄ではいかないと忠告をする。
盼児は千帆を連れて高慧の元を訪れて欧陽旭の所業を教えて、絶縁はよいことだと言い含める。
盼児と千帆はなき盼児の母の墓参りをし、御使中丞・斉牧に仲人を頼むと話す。
簪(かんざし)
このドラマで印象的なのは簪(かんざし)ですね。庶民の盼児や引章、それから三娘でもいくつもの簪をつけていますよね。なんだか豪華だなって思います。そう考えると皇宮の女性たちはどれだけの宝飾品をつけているのだろうって想像してしまいます。
22話 疑念
父との件は複雑だと言って顧千帆は趙盼児(ちょうふんじ)に理解を求める。
都に戻った二人。千帆はかつて隣の家同士だった池蟠と小競り合いをはじめる。
池蟠に靴を放られてしまった盼児のために新しい靴を見繕う千帆。
尊敬する千帆から琵琶の古い楽譜を贈られた宋引章は練習にいそしむ。屋敷に遊びに来ていた千帆の前で演奏を披露するが、千帆は酷評する。
皇城司では帽妖の一件ではじめて容疑者を捕らえる。そこに殿前司・崔指揮が引き取りにくる。渋る千帆に斉牧の密命を受けていると伝える崔指揮。これは重大事件だと察知して千帆はなおさら罪人を自分の元へ置きたいと言う。
蕭欽言の屋敷では寿宴が開かれて・・・
23話 琵琶を剣に
重い琵琶を抱きかかえて、宋引章は蕭家の使用人に卑下される。ふらついたところを顧千帆に支えられる。千帆は「我慢ならなければ琵琶を剣として戦え」と助言する。
蕭欽言の寿宴では千帆が来たことを喜ぶ欽言とビックリし嫌悪感を露(あら)わにする蕭謂。張好好の歌の伴奏で引章は琵琶を弾く。音曲の大家として知られる賓客の柯政は「歌はありふれているが、琵琶は素晴らしい」と評価する。
蕭謂に挑発された千帆は剣で魚をさばく術を披露して喝采を浴びる。引章は一曲披露するように言われ「涼州」を弾く。日頃、賤民として受けている屈辱を琵琶に込めると絶賛される。
帰路に着く引章を沈如琢が待ち構え舟に乗せる。そして自分を選んで欲しいと懇願される。
趙盼児との婚姻について千帆から話を受けた斉牧は、慎重に考えるべきだと助言する。千帆は帽妖(ぼうよう)事件の黒幕は斉牧ではないかと考え始める。
24話 “帽妖(ぼうよう)”再び
欧陽旭に嫌気がさした高慧は家の者を使って脅し、婚約解消書に判を押させる。そこで趙盼児が顧千帆に嫁ぐことを聞き嫉妬する。
斉牧は柯政の弟子・崔指揮は帽妖(ぼうよう)騒ぎをでっち上げさせて安国公を黒幕とし蕭欽言を失脚させるつもりでいた。
盼児は宋引章から蕭府での話を聞き、うたげで出された魚膾を半遮面でも出してみないかと提案すると都で琵琶の腕を認められ傲慢になった引章は「雅(みやび)さがない」と反発する。千帆に相談をする盼児、その時、再び帽妖が現れて・・・
千帆に帽妖騒ぎは欽言の仕業だと言うが、欽言は斉牧が黒幕だと言い返す。そして自分が狙われると言い、見〇しにするか救うかは千帆次第だと選択をせまる。千帆は欽言を救い
斉牧
清廉な人物だと想い敬っていた斉牧が実は自分の素性を知っていて、父・欽言と自分の仲を引き裂こうとしていたことを知る千帆。
斉牧は自分の野望のために斉牧を利用したということですね。斉牧は今回、欽言を助けました。そうなると斉牧は千帆のことを見捨てるのでしょうか。
今後の展開は斉牧のことを信じられなくなった千帆が父・欽言と手を組むという流れなのかなって思います。
25話 命の危機
船上で月見をする蕭欽言の元へ斎牧の刺客が現れる。顧千帆は実父・欽言を守り毒剣で刺される。偶然に通りかかった趙盼児が手当をするものの生死は分からない。
家に戻った盼児は千帆の居場所をしつこく聞く引章に八つ当たりしてしまう。
杜長風が悪童たちにバカにされているのを見ておけない孫三娘は、師の長風を敬うようにと子供たちを叱りつける。
三娘は長風の目に効く豚のレバーを手渡す。
目が覚めて信じていた斉牧に裏切られたことを知った千帆は涙を流す。その足で半遮面へ行き盼児と抱き合う。それを偶然に見てしまった宋引章はその足で沈如琢の屋敷へ。
引章の想い
千帆に憧れをいだいていた引章は千帆と盼児が恋仲と知って、自分に想いを寄せてくれている沈如琢を受け入れようとします。
この沈如琢という男は名家の息子ということですが、張好好からすると遊び人ということでした。引章は幸せになれるのか、また同じ過ちを繰り返してしまうのでしょうか。
私の予測としてはやはり上手くいかないのかなって感じがします。理由としては引章は自分に自信がないから。だから男の庇護を求めてしまいますし、男の人に強く言い寄られるとなびいてしまいます。またどうしても妓籍を抜けたい!という強い思いがあるので、高官の息子の沈如琢なら、自分を賤籍から救ってくれるかも?という夢を見てしまうんですね。
もちろん夢を見るのはいいことですが、世間知らずで地に足がついていない感じで危なっかしいですね。
26話 鉄の掟(おきて)
宋引章は琵琶の引き渡しを請う文を侍女に託して沈如琢の元へ身を寄せる。趙盼児と顧千帆の関係を漏らしてしまったことを後悔した孫三娘。
氷も琵琶の演奏もない茶坊は涼しい早朝だけ営業することに。昼間は買い付ける酒楼を探し回る。やっと見つけた物件を購入しようとすると東京では女子は酒楼の主にはなれないと言われる。
皇帝から五品の位を賜った顧千帆は育ての親である叔母の追号を願い出て許可される。
ついに母を誥命夫人にした千帆だったがなぜか心が晴れない。
千帆のこれから
千帆は母親を誥命夫人にするという目標を達成しました。30歳で五品なんて出世ですね!しかし心が晴れないようす。
信頼していた大先輩・斉牧に裏切られて、実父の蕭欽言からは手を組むように言われている千帆はこれからどうしていくのでしょうか。
盼児を娶り閑職を得て静かに暮らしたいと千帆は希望していますが、欽言の期待は大きいです。皇后派 VS 清流派、これから朝廷の争いに巻き込まれていくんだろうなっていう予想がつきます。
夜宴図
このドラマで大きな謎解きが「夜宴図」ですね。「夜宴図」は柯政が持っていることになっています。最近はこの絵の話題がまったくありませんね。
絵が公開されれば皇后の出自が分かるということで、皇后派にとっては燃やしてしまいたいもの。しかし清流派が手にすれば皇后を追いやって皇太子をたてる絶好のチャンスとなる絵です。
この絵の今後も気になるところです。ということは皇后派と清流派の争いの最後の場面でジャーンと水戸黄門の印籠にように出てくるのではないかと予想しています。
27話 危うい取り引き
再び出世した顧千帆は公務に追われていた。
ある日、吏部からの調査書が届くと、偶然にも趙盼児の父・趙謙の罪についてだった。
盼児は茶坊に杜長風を招き、望月楼と交わす証文の内容を詳しく見てもらう。返済について不安を述べる長風に対して、残りは千帆に頼ると言う。それを聞いた千帆は公金からお金を引き出す。
長風は孫三娘を買い物に誘い出し、告白をする。説得をされるが三娘は断ってしまう。
葛招娣を連れ戻しにやってきた母だったが、葛招娣が面倒を起こしていることを知り、娘を売り渡す。
一方、欧陽旭は抱一仙師に会うために策を講じていた。そこに前宰相・柯政が立ち寄り、皇后に陥れられたと訴える。柯政は欧陽旭から贈られた夜宴図を返し、縁を切る。
趙盼児の父・趙謙の事件
趙盼児の父・趙謙は命に逆らったとして流刑、妻子は奴婢となりました。この事件を偶然に知ることになった千帆。ということはこの事件の真相を突き詰めて趙謙の冤罪を晴らすという流れになるのではないでしょうか。冤罪だと証明されれば娘・盼児の罪も消えます。そうなると楽妓だった過去も清算されます。そして千帆に嫁ぐのに十分な出自を取り戻すことができるのではないでしょうか。
千帆は盼児の父の冤罪の証拠をつかむことができるのでしょうか。難しい事件なのでしょうか。
皇后の推挙
裏で朝臣を操っている皇后。まだお顔が出てきていないですね。今回は千帆を推挙したということでお名前が出てきました。
また欧陽旭のほうは皇后に陥れられたとして柯政に訴えていましたね。
皇后とはどんな人物なのか。そして則天武后のように自分が皇帝になるつもりがあるのかないのか。あとは誰が演じるのかも気になるところですね。
28話 すれ違い
葛招娣に恨み言を言われた陳廉はいたたまれなく離京する。
残りの資金が届かず焦る趙盼児。公務で忙しい顧千帆は会いたくても会いに行くことができない。夜中に盼児に会いに行った千帆は、残りの3000貫の手形を寝室の台の上に置くが、強風にあおられてしまう。盼児は茶坊の権利書を質入れしてしのぐことに。
その頃、千帆は遼の王族と狩りに出かけ、王族を守るために深手を追う。盼児の苦境を知った千帆は都に戻る。
一方、西京の欧陽旭は抱一仙師に会うことを許される。授爵については断られてしまう。斉牧は近くで静養していることを知ると、柯政から返された「夜宴図」を持参して会いに行く。
質入れでお金を得た盼児は酒楼購入の契約書に母印を押す。茶坊の経営権利がある宋引章に事前に連絡をするが、引章の機嫌は直らないまま。
「私は淑娘を裏切った」の意味とは?
蕭欽言が千帆に言った言葉、「私は淑娘を裏切った」とはどんな意味でしょうか。「くれぐれも私のように道を誤るな」とその後続いた言葉も気になりました。
以前、欽言とは淑娘は正式な婚姻をしていないと言う話が出てきました。ということは欽言は淑娘のことを愛していたにも関わらず、高官の娘と正式な婚姻をしたということでしょうか。
そして淑娘は千帆を連れて顧家に戻ったということなのかなって思いました。千帆はこれほどまでに欽言を嫌うのは母・淑娘への仕打ちが酷かったからだと思われますね。
淑娘を捨てた欽言をずっと恨み続けてきた千帆。父子の和解はあり得るのでしょうか。
29話 屈辱
趙盼児(ちょうふんじ)、孫三娘、葛招娣は酒楼・望月楼を買い取るために手付金の600貫を支払う。残りは7日後に支払わなければいけないが顧千帆からは連絡がない。
千帆は盼児の苦境を知り、重傷のまま都に戻る。弟の蕭謂から盼児の父に罪を着せたのは実父・蕭欽言だと聞き、失望する。そのまま意識を失い皇城司へ。
期限までにお金が用意できない盼児は池蟠に今までのことを謝り叩頭し借金をお願いする。言われるままに剣舞を舞い、担保として千帆から贈られた珊瑚の簪を渡す。
宋引章は沈如琢は結婚を迫る。すると如琢は賤籍から籍を抜くのが先だと言い高官に琵琶を弾くように強いる。
一方、欧陽旭は夜宴図を持って御史中丞・斉牧を訪ねる。
西川路転運使・薛闕を描いた作品には劉婉の名があり、このときに劉婉がすでに薛闕の愛妾だったならば、皇帝を欺き皇后になった証拠になると言う。
欧陽旭は斉牧に取り入り配下になる。
自分自身の婚姻さえも権力闘争の道具にすぎぬ
ということは父・蕭欽言は千帆の母を捨てて蕭謂の母親と婚姻したってことですね。千帆の母は身分が低かったということでしょうか。相思相愛だったようですが、このような仕打ちをされて千帆の母は失意のうちになくなったのでしょう。
引章と如琢の結婚はどうなる?
如琢の引章を賤籍から抜き、その後、良家の養女となり自分に嫁ぐというストーリーを話しました。この言葉は本当なのでしょうか。
30話 女の底力
池蟠から金を借りることができなかった趙盼児(ちょうふんじ)は望月楼の店主を脅し、なんとか手付金半分の300貫を返してもらう。
質入れした茶坊を取り戻すために書画や宝飾品を売る。その中には千帆からもらった簪も。
沈如琢は宋引章を高官・林氏の宴に連れていき、琵琶を弾かせる。
引章は宴で再会した張好好に騙されるなと忠告される。引章は如琢に陥れられそうになるが、反対に如琢を脅してその場を去る。
嵐が吹き茶坊の建物は壊れてしまう。千帆に捨てられて店も壊れてしまったことで故郷・銭塘(せんとう)に帰る決意をした盼児。
池蟠が役人に虐げられているのを目撃した盼児は池蟠をかばって役人をなじる。
31話 意外な救世主
大雨のため茶坊は荒れ果て、失意のうちにいる趙盼児と孫三娘。二人は船着き場で下級官吏に虐げられている池蟠をかばい、窮地に陥る。そこに宋引章が駆けつけて事なきを得る。
池蟠は盼児らに仲直りを申し出て、永安楼という酒楼を盼児に任せたいと言いだす。取り合わない盼児らに対して叩頭する池蟠を見かねて条件を飲む。
永安楼は立派な3階建ての建物だが客が来ない店。
都に舞い戻った欧陽旭は皇宮で高鵠に出会い、嫌味を言う。欧陽旭の後ろ盾の存在を恐れている高鵠は娘の高慧に欧陽旭に嫁ぐように説得する。
欧陽旭が都に
欧陽旭は都に舞い戻ることに成功しました。というわけでまずは高家に復讐しようと考えています。高慧と婚姻するつもりでいますね。
また次には盼児にも復讐をすることになるのでしょう。その時は顧千帆が盼児を守ることになりそうですね。
32話 顔の見えない再会
趙盼児は官妓だった幼い頃、辛かった毎日の中で幸せになれた時間は、宋引章の姉に連れて行ってもらった見せ物小屋で過ごす時間だと池蟠に語り、心行くままに踊ってみせる。
そこで盼児にも池蟠にも良い思い出の見せ物小屋を酒楼のなかに作ることに。池蟠は盼児の心意気が気に入り後を追いかけまわすように。
顧千帆は盼児の名前を聞いたとたん意識が回復し、盼児の窮状を知るも合わせる顔がない。街を馬車で走っていると池蟠と一緒にいる盼児らを見かける。千帆と終わったと思っている盼児は自分の意志で池蟠と一緒にいると馬車の中にいる千帆に声を上げるのだった。
杜長風は友の欧陽旭に会いに行き、欧陽旭が盼児に復讐する気がないことを聞き、盼児らに伝える。
孫三娘は長風のことが好きだと想いを伝えて、正式に娶って欲しいと言う。気持ちを確かめ合うことができた二人。
33話 花月宴
趙盼児と顧千帆はわだかまりを抱えたまま、すれ違ってしまう。
永安楼は開店を迎え、盼児らは忙しくそれぞれの仕事を行っていた。貴賓室には文人を12人だけ招き、極上の料理や見せ物でもてなす花月宴という宴を思いつく。高額な参加費を出させて、永安楼は特別な店だと思わせるように仕向ける。
花月宴に参加した文人は出し物、食事に大変満足する。
蕭欽言は千帆を呼び出すが、欽言が盼児の父親の死に関与していることを知ってしまった千帆は欽言と決別すると言い残して去っていく。その足で盼児に会いに行くが会ってもらえない。
永安楼の評判は皇帝と皇后の耳にまで入る。
欧陽旭は皇帝に謁見し、皇后の不貞について話し出す。
34話 皇帝の苦悩
皇帝に謁見した欧陽旭は「夜宴図」を渡し、皇后が妓女だったと言う。狼狽した皇帝だったが実は皇后の出自を知っていた。欧陽旭は頭をぶつけて自〇しようとし、一命をとりとめる。
頭痛に苦しむ皇帝に持っていた永安楼特製の蘇合鬱金酒を飲ませる林頻。すると皇帝の頭痛は治り、お忍びで永安楼へ。接客をする趙盼児は客が皇帝だと見抜き、「夜宴図」は消失したと言う。鎌をかけられた盼児は茶百戯で「夜宴図」を描いてみることに。「夜宴図」を詳細に再現して見せた盼児のことを警戒する皇帝。
千帆を探して街に出る盼児。千帆と再会し、欧陽旭が「夜宴図」を手にして皇帝に渡したのだと告げ、「夜宴図」の秘密も教える。
皇后の出自と趙盼児の境遇がにている
皇帝が帰る際に立ち話をした趙盼児。盼児の話を聞いているうちに皇后のことが頭に浮かんだ皇帝でした。皇后は妓女という賤民の身分から皇后にまで登りつけた人物。盼児も元賤民ですが、都にきて酒楼の店主として活躍しています。そんな二人が似ているなって思いましたね。
このドラマは女性の自立を描いているので、皇后も賤民出身ということで、なんだか親近感がわきますよね。また主人公の盼児と皇后の過去の境遇が似ているところもわざとなんだと思いますが、皇后のことを応援したくなります。
さて皇后の進退はこれからどうなるのでしょうか。皇帝は元々皇后の出自を知っていたわけですし、それで皇帝がOKなんだから、他のものがとやかく言う必要もないのでしょうが。
皇帝が病気で皇后が政治を補佐しているとなると、唐の時代に武周を開いた武則天(日本では則天武后と言う方がポピュラーですね)の再来かと、朝臣たちは警戒しているわけです。
そこで皇后の出自を持ち出して廃位させようとしているのですね。皇后が易姓革命をするつもりがなくても口うるさい臣下たちは北宋を守るために口だしするんですね。
この辺りの面倒くさい臣下たちの忠言は「大宋宮詞」で取り上げられています。劉娥という庶民が皇后、皇太后になる物語ですが、夢華録の皇后は劉婉ですから、同じ人物を取り上げているのかも知れません。
「大宋宮詞」のあらすじネタバレはこちらです。
大宋宮詞キャスト相関図は?全話あらすじネタバレ感想を結末まで!
35話 隣家の秘密
永安楼にやってきた顧千帆に趙盼児は皇帝は自分の話を信じて、そして皇后を信じるはずだと言う。その場を立ち去ろうとする盼児を手を握る千帆だったが、盼児に臆病者呼ばわりされて返す言葉もでない。
池蟠は盼児を街に連れ出し楽しませ告白をするが、断られてしまう。賭けに負けた池蟠から千帆の家のことを聞き出す盼児。千帆の父親が蕭姓だと知る。
千帆の母が実家に帰った理由は蕭欽言が妻を娶ることになったからでしょうね。蕭謂の母親。
盼児は屋敷に黄色の花が掲げられているのを見て、千帆が会いたいと思っていることを知るが、花を捨ててしまう。部屋に戻ると千帆が置いていった銀票を見つける。陳廉を呼び出し、一部始終を知ることになる。
傅子方が永安楼にやってきて三娘と親子の再会を果たす。
皇帝は副都知・雷敬の進言で一連の事件には黒幕がいると察知する。雷敬はこれで御史中丞・斉牧側にくみすることになる。
今日のラブシーン
顧千帆に臆病者と言って立ち去ろうとする盼児の手を握る千帆。事情があったことを説明するが、馬車から降りずに別れを告げたことを根に持っている盼児は、欧陽旭のほうがましだと言ってしまいます。盼児はやってきた池蟠に連れられてその場を去ります。追いかける千帆でしたが、盼児は聞く耳を持ちませんでした。切ない別れのシーンに涙してしまう・・・
36話 黄色い花に託す想い
皇后を糾弾するために皇帝に会ったにも関わらず動きがないことに焦る欧陽旭。そして高慧が贈った腹当てを見せて高慧を脅し、皇帝に謁見する手筈を整える。
趙盼児は父親が命に背いた年の邸報を読み、親の死には蕭欽言が関わっていたことを知る。顧千帆が馬車から降りることなく別れを告げた理由がわかった盼児は千帆の苦悩を知ってしまう。
宋引章のすすめで寺に詣(もう)でた盼児は和尚から導きを受け、千帆と復縁を決意する。皇城司に黄色い花を飾り、千帆を半遮面に誘い出す盼児。
盼児と千帆は恨みを越えて仲直りをする。千帆は顧家に屋敷に盼児を連れていき、盼児は朝帰りを。
欧陽旭は皇帝に謁見するが、「愚か者」と言われてしまうが、探花の通例どおり地方に赴任させられる。
今回のラブシーン「まだ私を娶る気はある?」
盼児は千帆への気持ちに正面から向き合うために千帆を半遮面に誘い出します。そしてプライドを捨てて、「まだ私を娶る気はある?」と聞きます。盼児は父の死に蕭欽言が関わったことを告げると、千帆は自分には盼児を娶る資格はないと答えます。父の死について恨みはないという盼児を拒絶する千帆でしたが、最終的には盼児を抱きしめます。
恨みを捨てて新たな人生を切り開いていこうとする若い二人の姿が初々しくていいですね。
37話 募る憎しみ
夜宴図の件で斉牧は左遷させられ、欧陽旭は辺境の地に送られることに。欧陽旭はこの人事が斉牧と顧千帆の陰謀だと考え、都に残るために家屋敷を売り払い、他の高官への賄賂にしようとする。先祖から受け継いだ財産を売り払うことに反対した侍従の徳氏は○されてしまう。
そんな中、永安楼に現れた欧陽旭は宋引章に盼児へ手紙を渡すように伝える。
来年の醸造権の入札の案内が酒楼組合から届き、盼児と池蟠は招待を受ける。そこに千帆もついてくる。道中で誰かの企みで事故に巻き込まれる盼児と千帆。盼児が負傷したため引章が永安楼の女将に。
孫三娘と杜長風が抱き合っているところを見てしまった息子・傅子方は動揺する。
今回のラブシーン「君の心の傷をゆっくり癒していきたい」
まだ嫁ぐと決めたわけではないと言う盼児に対してすぐに嫁がなくていい、いつまでも待つという千帆。そして「君の心の傷をゆっくり癒していきたい」と言います。なんだかカッコよすぎますよね。
後日、顧家の屋敷で購入した家財道具を自慢する千帆は犬を連れてきて盼児の相手をさせることに。そして陳廉が見ている前で昼間から盼児の唇に軽くキスを。陳廉が顔に手を当てて立ち去ってしまう場面も。
38話 背後に潜む者
傅子方は宋引章に川に突き落とされてしかられてしまう。孫三娘の再婚には自分の許可が必要だと訴えるが、三娘は自分のことは自分で決めると言い放ち、親子の確執が顕在化してしまう。あとで子方は謝り、仲直りする。
顧家に屋敷に侍衛司が入ってきて千帆を勅命により捕らえる。理由は「夜宴図」についてだった。
杜長風は千帆のいる牢獄に潜入し無事を確認する。盼児は千帆を救うため蕭欽言に会いに行く。欽言はすでに手を回したとと言い盼児に都を離れるように言う。しかしその道中で○されるはずだったところを蕭謂に救われる盼児。
欧陽旭は赴任先に行く道中に暗○されかかり大理寺で保護されていた。盼児は千帆を救うために欧陽旭に会いに行く。黒幕は斉牧に見えたが皇后。欧陽旭はとっくに皇后派に寝返っていた。盼児を狙ったのも欧陽旭。欧陽旭は盼児の首に手をかける。そこに潜んでいた陳廉が助けに入る。
高慧は皇帝に謁見し、盼児の無実を訴える。
39話 決死の直訴
「夜宴図」の贋作を作ったとして皇帝を欺いた疑いで取り調べられた顧千帆は解放される。趙盼児は千帆と自分の命のために開封府に欧陽旭から婚約破棄と中傷を受けたとして訴える。しかしすでに皇后の後ろ盾を得た欧陽旭は裏から手を回し、訴えを退けられてしまう。
登聞鼓院で太鼓を叩き改めて訴えに出る盼児だったが、裁判の前に杖刑を受けることになる。長官は裏で買収されていて、盼児に臀刑ではなく重い刑・脊刑を行う。それを知った千帆は刑を中断させて盼児を救う。
これを知った傍聴人たちが騒ぎを起こし、皇帝は皇后が手を回したのだと知り、失望したと告げる。
千帆は深夜皇后に会いに行き、しもべになる代わりに盼児の命を助けてくれるように懇願する。
今回のラブシーン
杖刑を受けた盼児をお姫様抱っこして抱きかかえて救い出す千帆。スパダリぶりがすごい!
夢華録(むかろく)の結末は?40話 それぞれの願い
顧千帆は皇后に趙盼児が持っていた夜宴図は真作だと告げ、盼児が贋作だと皇帝に示唆したことで皇后は難を逃れたのだと教える。そして盼児が欧陽旭を訴えたのは、皇后がこれ以上の侮辱を許さないと斉牧を排除しようとしていると同じだとも。
杖刑で気を失った盼児は目覚めると再び登聞鼓院に向かう。同じ時期に皇后は皇帝に謁見する。聖旨を持った宦官が登聞鼓院に現れて「女子への杖刑以下の罰は銭で免除できるものとする」と詔を読み上げる。
傍聴人らが寄付をしたお金で杖刑を免れた盼児。やっと開廷しはじめは欧陽旭に有利だったが、途中から形勢が逆転し盼児からお金をだまし取った罪を問うことに。
そして引章は欧陽旭が従僕と書生を○した証拠を突きつけると、欧陽旭は暴れ出す。そこに屏風の裏から皇帝と皇后がお出ましになり、皇城司の牢に入れられ取り調べを受けることに。
皇帝から願いを聞かれた三娘は杜長風との婚姻、そして引章は登聞鼓院が常に開かれて訴える女子に杖刑が行われないことを願う。
身分の低い者が賤民として卑しいとさげずまれないようにしてほしいと懇願する。皇后も同じように懇願する。良賤制度は長く続く制度のため急に変えることは難しいと言いつつ、皇帝は優秀な芸妓は官吏と同じ身分を与えると言う。
引章は引き続き琵琶に向き合い、三娘と杜長風は無事に祝言を挙げ、盼児と千帆は手を取り合って街を歩く。
今回のラブシーン
高家から贈られた妙薬を口に含み口移して盼児に飲ませる千帆。これを孫三娘と宋引章の前にやってしまう千帆がよかったですね。
最後に三娘と杜長風の婚姻の日。二人を乗せた舟がやってきて花びらを橋から降らせていた盼児にキスをする千帆がよかったです。その後、二人は抱き合い、そして手を取り合って歩いていく。
女性の自立と尊卑の物語
今回、このドラマで感じたのが女性の自立と尊卑のしがらみについてでした。
男性に頼るのは悪いことではないですが、悪い男に騙されてしまうことで傷ついてしまった女性3人。それぞれがそれぞれの道を模索しながらも、それぞれの幸せを見つけます。
引章は男に2度も騙されてしまいましたが、琵琶に打ち込むことが自分の道となったようです。その先に良い男性と婚姻できるといいですね。私は池蟠みたいな男が良いかなって思います。
池蟠ってお金持ちでそれを鼻にかけているけど間抜けで憎めないタイプ。そしてなにより正直ですよね。そんな男性に好かれたなら引章は結婚してあげてもいいのではないでしょういか。
三娘は夫と子供に去られて一人残されたバツイチ女性。都で子供に再会して、さらに杜長風と結婚するという、料理人として自立しただけでなく私生活の家庭もハッピーになりました。この物語の3人の女性のなかで一番幸せになった女性ですね。
最後に盼児!永安楼を切り盛りしてお金を儲けることが上手な今で言う敏腕女社長ってところでしょうか。千帆とはくっついたり離れたりしながらも、結局はお互いになくてはならない存在としてよりを戻します。近々結婚することができそうです。
それぞれの情愛を上手に演技したリウ・イーフェイとチェン・シャオが見事でしたね。
次に尊卑のしがらみについてですね。引章と盼児は賤民と元賤民ということで言われなのない差別を受けてきました。この時代の社会身分制度ではそれが当たり前だったのかも知れません。
しかし、それを真正面から「違う!」と言った盼児。そして最後には皇帝に懇願して制度を変えさせます。たしかにドラマだからここまでできるんだって感じはしますが、それでもその心意気は見習いたいですね。
元賤民だから婚約破棄されても当然、妾になって当然、女性だから酒楼の正店の店主になれないなどの、今では考えられないほどのしがらみの中で、強くたくましくしなやかに生きる盼児。そして三娘、引章の姿は今現在に生きる私たちの姿と重なりますね。
まあ、女性が社会に出ると嫌なこともあるけど、「女性だからダメ」と言われつつもなんとか奮闘する自分たちの姿と重なります。
こうやってこの物語って現代に生きる女性にエールを送っているんだなって思いました。昔の身分制度って本当に大変でしたね。今現代に生きる私たちは恵まれているってことでしょう。この恵まれている環境をフルに生かして現代の女性たち一人ひとりが自分らしく輝いて欲しいっていうメッセージが込められていると思います。
リウ・イーフェイ出演のドラマ紹介
リウ・イーフェイさんはどのような女優さんなのでしょうか。プライベートが気になるので調べてみました。
リウイーフェイは結婚してる?学歴等プロフィールと出演映画ドラマは?
次にリウ・イーフェイさんの出世作!ディズニーのムーランの実写化映画はこちらです。
チェン・シャオ出演のドラマ紹介
チェン・シャオが出演した「月に咲く花の如く」にDVDがありましたよ。
夢華録(むかろく)の視聴方法は?
夢華録(むかろく)の視聴方法について知りたいですか。 こちらのドラマの放送や配信は今のところWOWOW放送のみとなっています。
WOWOW は有料チャンネルですが加入料などは一切かからず、月々2,530円(税込)で視聴することができます。もちろん全ての放送は録画可能です。
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お申し込み月は無料で視聴することができますのでまずはお試しで視聴してみるのもいいでしょう。ただしお申込み月に解約することはできません。
WOWOWは中国時代劇の放送にとても力を入れているチャンネルです。現在に視聴できる中国歴史ドラマは以下の通りです。
テレビ放送
- ウー・ジンイエン×シュー・カイ「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」
- ヤン・ミー主演「斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~」
- 風起隴西<ふうきろうせい>-SPY of Three Kingdoms-
- 永楽帝~大明天下の輝き~
- 夢華録(むかろく)
となっています。 どれも日本初放送になっていますので、中国歴史ドラマの最新のものを見たいという方は WOWOW を契約するのが絶対にオススメです。
そして WOWOW はテレビ放送だけでなく動画配信サービス WOWOW オンデマンドもありますので テレビ放送を見逃してしまった場合、WOWOW オンデマンドで視聴することも可能です。(すべての放送番組がWOWOWオンデマンドで視聴できるわけではありませんが、中国ドラマはすべてWOWOWオンデマンドで見逃し配信が可能です。)
またWOWOW オンデマンドでは過去にテレビ放送した作品も視聴することができます。例えば「風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~」は「風起隴西<ふうきろうせい>-SPY of Three Kingdoms-」の前にテレビ放送されていたドラマです。こちらがWOWOWオンデマンドで見逃し配信ができるってことですね。
またWOWOWオンデマンドではテレビ放送に関連した作品も配信しています。 例えば今ならばテレビでヤン・ミー主演「斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~」を放送しているのでヤンミー主演の他のドラマ作品をオンデマンドで配信。そして今、テレビで「風起隴西<ふうきろうせい>-SPY of Three Kingdoms-」という三国時代の作品を放送していますので、三国志に関連したドラマ作品を WOWOW オンデマンドで配信しています。
オンデマンド配信
- ウー・ジンイエン×シュー・カイ「尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~」
- ヤン・ミー主演「斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~」
- 風起隴西<ふうきろうせい>-SPY of Three Kingdoms-
- 三国志 Secret of Three Kingdoms
- 君、花海棠の紅にあらず
- 扶揺 フーヤオ 伝説の皇后
- 風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~
- コウラン伝 始皇帝の母
- 鎮魂
これだけのコンテンツを視聴できますし、見逃し配信 ありますのでとてもお得だと思います。 WOWOWの月額料金は高めなのですが、それ以上のクオリティの高い番組を放送ししてくれます。
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WOWOWの契約がめんどくさいなあと思う方はぜひこちらの記事をご覧ください。わかりやすくWOWOWの契約加入手続きについてご紹介しています↓
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#36 黄色い花に託す想い
皇后を糾弾するために皇帝に会ったにも関わらず動きがないことに焦る欧陽旭。そして高慧が贈った腹当てを見せて高慧を脅し、皇帝に謁見する手筈を整える。
趙盼児は父親が命に背いた年の邸報を読み、親の死には蕭欽言が関わっていたことを知る。顧千帆が馬車から降りることなく別れを告げた理由がわかった盼児は千帆の苦悩を知ってしまう。
宋引章のすすめで寺に詣(もう)でた盼児は和尚から導きを受け、千帆と復縁を決意する。皇城司に黄色い花を飾り、千帆を半遮面に誘い出す盼児。
盼児と千帆は恨みを越えて仲直りをする。千帆は顧家に屋敷に盼児を連れていき、盼児は朝帰りを。
欧陽旭は皇帝に謁見するが、「愚か者」と言われてしまうが、探花の通例どおり地方に赴任させられる。
★今回のラブシーン「まだ私を娶る気はある?」
盼児は千帆への気持ちに正面から向き合うために千帆を半遮面に誘い出します。そしてプライドを捨てて、「まだ私を娶る気はある?」と聞きます。盼児は父の死に蕭欽言が関わったことを告げると、千帆は自分には盼児を娶る資格はないと答えます。父の死について恨みはないという盼児を拒絶する千帆でしたが、最終的には盼児を抱きしめます。
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※2022年12月1日の情報です。詳しくはWOWOWの公式サイトをご覧ください。
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